テストサージ®とは?期待される作用や亜鉛、マカとの違いを解説
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このコラムのポイント
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テストサージ®は、「フェヌグリーク」の種から有効成分を抽出・標準化した天然成分。テストステロン増加や男性機能向上への作用として、近年注目を集めている
ヒト臨床試験でプラセボ群と比較して遊離テストステロンが+178%、体脂肪率224%減少。副作用のない天然成分でありながら、血流向上への作用も確認されている
亜鉛(ミネラル)やマカ・トンカットアリ(滋養ハーブ)とは役割が違い、まとめて配合されることも多い。名前の似たテストフェンとは別ブランド
テストサージ®(TESTOSURGE®)は、カレーのスパイスでおなじみのハーブ「フェヌグリーク」の種から作られた天然成分です。テストステロンと血流という2つの視点から研究が行われており、臨床試験でもその働きが報告されています。なお、フェヌグリーク種由来の成分は男性性機能障害診療ガイドライン(2025年版)にも有効性が認められており、同じ原料由来であるテストサージ®も近年注目を集めています。 名前が似ている「テストフェン」と混同されがちですが、抽出・濃縮する成分・作用メカニズム・臨床データ・認証、すべてにおいて異なる別の成分です。この記事では、テストサージ®がどんな成分でいつから注目されてきたのか、亜鉛やマカなど他の成分との違い、取り入れるときの注意点まで、できるだけやさしく整理します。
テストサージ®とはフェヌグリークから抽出した、テストステロン増加と男性機能向上への作用として注目が集まる天然成分
お悩み男性
編集部
フェヌグリーク(和名コロハ)は、インドなどで古くから滋養のために使われてきたマメ科のハーブです。テストサージ®は、その種から有効成分(配糖体)を取り出し、毎回同じ濃さになるように調整した成分です。こうした「有効成分の量をそろえた抽出物」を規格化エキスといい、スパイスとして使う種そのものよりも有効成分が濃く、量が管理されているのが特徴です。
開発したのは、インドのインダスバイオテック(Indus Biotech)という会社です。1995年から食品由来の成分を研究してきた企業で、独自技術によって200件を超える特許を持ち、ヒトでの臨床研究も重ねています。テストサージ®は、その豊富なフェヌグリーク研究から生まれた看板成分の一つです。
参考:Indus Biotech 公式サイト(会社情報・TESTOSURGE) indusbiotech.com
注目が広がったのは2009〜2010年ごろに発表された臨床研究がきっかけで、まず海外(とくに北米)のトレーニング向けサプリメントに採用が広がりました。日本の男性向けサプリに配合されるようになったのは、2024年ごろからです。テストステロンや血流を対象に研究が行われてきた成分で、医薬品とは異なる天然成分という点も、注目される理由の一つです。
- 原料
- フェヌグリーク(マメ科のハーブ)の種
- 開発元
- インダスバイオテック(インド・1995年〜)
- 注目された時期
- 2009〜2010年ごろの臨床研究から。日本では2024年ごろ〜
- 向いている人
- 男性の活力やテストステロン、体づくりが気になる人
- 目安量
- 研究で使われた量は1日500〜600mg

テストステロンと勃起力の関係
「なんとなく昔と違う」「勢いが落ちた気がする」 そう感じ始めた男性の多くに共通するのが、テストステロン(男性ホルモン)の低下です。勃起は単純に「血流が流れ込む」だけで起こるわけではありません。性的な興奮が起こり、脳が指令を出し、神経が反応し、血管が広がって血液が流れ込む。この一連の流れがあって初めて勃起は起こります。そしてこの流れ全体を支えているのがテストステロンです。 テストステロンが低下すると、性欲が落ちる、刺激への反応が鈍くなる、やる気や活力が落ちるといった変化が起こりやすくなります。その結果として、勃起力にも影響が出やすくなります。 テストサージ®は、このテストステロンへのアプローチに加え、PDE-5阻害による血流改善という2つの視点から男性機能をサポートすることが期待されている成分です。

テストサージ®で報告されている作用
お悩み男性
編集部
大学年代の男性が、トレーニングと並行してテストサージ®500mgを8週間とった研究では、プラセボ群と比較して遊離テストステロンが+178%、体脂肪率が224%減少という有意な変化が報告されています。 また、テストサージ®には、テストステロンが女性ホルモン(エストロゲン)に変換されるのを防ぐ「アロマターゼ阻害」と、テストステロンがDHTに変換されるのを防ぐ「5αリダクターゼ阻害」の作用についても報告されています。増えたテストステロンが消費される前に守るという視点からも研究されている成分です。 さらにPDE-5(血流拡張を妨げる酵素)を阻害する作用も報告されています。PDE-5阻害は血管を拡張し、血流が流れ込む状態を維持する働きで、勃起機能持続のサポートに関わる作用として知られています。
参考:Wilborn C, et al. “Effects of a purported aromatase and 5α-reductase inhibitor on hormone profiles in college-age men.” Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2010;20(6):457-465. PubMed
※サプリメントは医薬品ではなく、病気の治療・予防や身体機能の改善を保証するものではありません。研究は成分に関するもので、特定商品の効果を示すものではありません。
亜鉛・マカ・トンカットアリとの違いは?
お悩み男性
編集部
男性向けサプリによく入っている成分は、それぞれ役割が違います。並べると違いがわかりやすくなります。
| 成分 | 種類 | 役割の目安 |
| 必須ミネラル | 不足すると活力や生殖機能に影響する。足りない人が補う「土台」 | |
| 南米のハーブ(食品) | 性欲への働きが一部の臨床試験で報告されている滋養ハーブ | |
| 東南アジアのハーブ | 男性向けサプリの定番として配合される | |
| アミノ酸 | 血管を広げる物質(NO)の材料になり、巡りに関わる | |
| フェヌグリークの規格化エキス | テストステロンや血流など複数の臨床データを持つ |
亜鉛はテストステロン合成に必要なミネラルですが「不足を補う」役割で、マカは性欲への働きが一部の臨床試験で報告されていますが、テストステロンや血流への作用を複数の視点でヒト臨床データで示しているわけではありません。
テストサージ®はテストステロンと血流という2つの視点で複数のヒト臨床データを持つ点が、これらの成分とは異なります。役割が違うため競合するものではなく、男性向けサプリでは「土台の亜鉛+滋養ハーブ+テストサージ®」のように組み合わせて配合されることもあります。
テストサージ®とテストフェンの違いは?
「テストサージ®」と「テストフェン」は名前も由来も似ていて混同されがちですが、開発元が異なる別ブランドです。どちらもフェヌグリークの種から作る規格化エキスですが、規格として揃えている成分の種類が違うため、研究データも大きく異なります。
血流向上機能・精子形成へのアプローチはテストサージ®にのみ報告されており、テストフェンには該当するデータがありません。アンチドーピング認証(informed ingredient®)もテストサージ®のみ取得済みです。服用量はテストサージ®が500mg、テストフェンが600mgと、テストサージ®のほうが少ない量で研究データが出ている点も特徴の一つです。 サプリを選ぶときは、テストサージ®とテストフェンのどちらが、どれだけ配合されているかを確認するとよいでしょう。
テストサージ®の注意点は?
お悩み男性
編集部
テストサージ®はホルモン剤ではなく、フェヌグリークという食品由来の成分です。サプリメントとして広く使われてきましたが、フェヌグリークと同じく次の点には注意してください。
- 体臭や尿がメープルシロップのような甘い匂いになることがある
- お腹がゆるくなるなど消化器の症状が出ることがある
- 血糖を下げる作用が報告されているため、糖尿病の薬を飲んでいる人は医師に相談する
テストサージ®配合サプリの選び方は?
テストサージ®は原料となる成分のため、単体では売られておらず、テストサージ®を配合したサプリメントとして取り入れるのが一般的です。選ぶときは、テストサージ®がどれだけ配合されているか(研究で使われた量の目安は1日500〜600mg)、亜鉛やアルギニンなどほかの成分がどう組み合わされているか、規格化エキスであることが明記されているかを確認するとよいでしょう。テストステロンの低下そのものが気になる場合は、医療機関で男性ホルモンを調べる方法もあります。
まとめ
テストサージ®は、「フェヌグリーク」の種から有効成分を抽出・標準化した天然成分です。テストステロンや血流に関わる作用について臨床データを持ちます。なお、フェヌグリーク種由来の成分は男性性機能障害診療ガイドライン(2025年版)にも有効性が認められており、同じ原料由来であるテストサージ®も近年注目を集めています。亜鉛やマカとは役割が異なり、テストステロンと血流という2つの視点からアプローチできる点が特徴です。 名前の似たテストフェンとは、抽出・濃縮する成分・作用メカニズム・臨床データ・認証・全てにおいて異なる別ブランドです。 食品由来の成分のため、取り入れる際は体臭や血糖への影響など注意点も確認しておきましょう。
参考文献
- 厚生労働省 「健康食品」の安全性・有効性情報(ハーブ・サプリメント) https://www.mhlw.go.jp/






