ED治療薬の副作用 〜自分に合った治療方法を見つけるためには〜
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このコラムのポイント
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ED治療薬には主にバイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類があり、それぞれ効果の発現時間や持続時間が異なるが、共通する主な副作用として顔のほてり、頭痛、消化不良などがある。
ED治療薬を安全に使用するためには、用法・用量を守ること、アルコールは適量にとどめること、個人輸入の通販サイトでの購入を避けることが重要である。
ED治療薬を服用できない人や副作用が心配な人には、低出力衝撃波治療器「レノーヴァ」による治療が推奨される。レノーヴァは血管新生を促進してEDを改善し、副作用がほとんどなく、持続的な効果が期待できる。
ED治療薬について
はじめにED治療薬について詳しくお伝えします。
ED・勃起不全をサポートする飲み薬
EDとは満足のいく性行為ができない状態のことを指し、勃起しづらい、中折れしてしまうなどもEDの症状といえます。ED治療薬は、性行為の前に服用することで勃起状態を維持する薬です。
性的興奮があると勃起しますが、その状態をキープすることで満足のいく性行為ができるようになります。ただし、EDを根本的に治す薬ではなく、一時的にEDを改善する薬のため、性行為の度に服用が必要です。
ED治療薬は主に3種類
ED治療薬には主に「バイアグラ(シルデナフィル)」「レビトラ(バルデナフィル)」「シアリス(タダラフィル)」の3種類があります。それぞれ効き目が現れるまでの時間、効果の持続期間、硬さなどが異なるため、ご希望やライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
ED治療薬は副作用を理解することで安全に使用できる
ED治療薬は副作用が生じる可能性があります。また体質や病気などによって服用できない方もいらっしゃいます。ED治療薬は決して危ない薬ではありませんが、服用する前には必ず副作用について理解しておきましょう。薬について正しく理解することで安心して使用することができます。
ED治療薬の一般的な副作用
ED治療薬の一般的な副作用は主に下記の3つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
顔のほてり
ED治療薬を服用することで顔まわりの血管が広がると、頬が紅潮したりほてったりします。ほとんどの場合自然に治っていくため、過度な心配は必要ないでしょう。
しかし、血管が拡張することで鼻への血流が増え過ぎてしまうと、粘膜が腫れて鼻血や鼻づまりが生じる可能性があります。これらの症状が気になる場合は点鼻薬などを用意しておくとよいでしょう。
頭痛
ED治療薬には血管を拡張する働きがあり、陰茎部分だけでなく全身に作用します。頭部の血管が拡張すると、その周辺にある神経に刺激を与えてしまい、頭痛が生じる可能性があります。ほとんどが軽い頭痛ですが、症状が長引く場合は市販の頭痛薬を服用してもよいでしょう。
消化不良・腹痛・視覚症状
稀にですが、ED治療薬を服用することで消化不良・腹痛・視覚症状などが生じる可能性があります。視覚症状には、視野が青みがかって見えたり濃く見えたりする彩視症や、目の充血などが挙げられます。視覚症状については重篤な症状が現れる可能性があるため、医師に相談してください。
ED治療薬ごとの副作用
ED治療薬ごとの副作用について見ていきましょう。
■バイアグラ(シルデナフィル)の副作用
頻度 | 症状 |
---|---|
循環器 | |
1%以上 | 血管拡張(ほてり、潮紅)(5.78%) |
0.1~1%未満 | 胸痛、動悸、頻脈 |
0.1%未満 | 高血圧、不整脈、不完全右脚ブロック、末梢性浮腫 |
頻度不明 | 心筋梗塞※、低血圧、失神 |
精神・神経系 | |
1%以上 | 頭痛(3.87%) |
0.1~1%未満 | めまい、傾眠、昏迷 |
0.1%未満 | 異常感覚、下肢痙攣、記憶力低下、興奮、緊張亢進、錯乱、思考異常、神経炎、神経過敏、神経症、不安、不眠症、無気力 |
頻度不明 | ー |
肝臓 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | AST増加 |
0.1%未満 | ALT増加、LAP上昇、LDH増加、血中トリグリセリド増加、γ-GTP増加、血清リン脂質上昇、血中アミラーゼ増加、血中アルブミン減少、血中ビリルビン増加、総蛋白減少 |
頻度不明 | ー |
消化器 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 悪心、胃腸障害、口渇、消化不良、腹痛 |
0.1%未満 | おくび、胃炎、胃不快感、下痢、口唇乾燥、舌障害、白舌、腹部膨満、便秘、嘔吐、嚥下障害 |
頻度不明 | ー |
泌尿・生殖器 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 排尿障害 |
0.1%未満 | 陰茎痛、射精障害、朝立ちの延長、半勃起持続 |
頻度不明 | 勃起の延長、持続勃起、尿路感染、前立腺疾患 |
呼吸器 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 鼻炎 |
0.1%未満 | 呼吸障害、鼻閉、咽頭炎、喘息 |
頻度不明 | 鼻出血、気道感染症、副鼻腔炎 |
筋・骨格系 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 関節痛、筋肉痛 |
0.1%未満 | 骨痛、背部痛 |
頻度不明 | ー |
皮膚 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 発疹 |
0.1%未満 | そう痒症、多汗、冷汗、皮膚乾燥、紅斑 |
頻度不明 | ー |
血液 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | ー |
0.1%未満 | ヘマトクリット減少、ヘマトクリット増加、ヘモグロビン減少、リンパ球減少症、リンパ球増加症、好酸球増加症、赤血球減少症、赤血球増加症、白血球増加症 |
頻度不明 | ー |
感覚器 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 眼充血、結膜炎、彩視症、視覚障害 |
0.1%未満 | 眼乾燥、眼痛、屈折障害、光視症、味覚異常、味覚消失、流涙異常、羞明 |
頻度不明 | 霧視、視力低下、網膜出血、網膜静脈閉塞、突発性難聴 |
その他 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | CK増加、疼痛、熱感 |
0.1%未満 | BUN増加、インフルエンザ症候群、リンパ節症、血中ナトリウム減少、血中リン増加、体重増加、血中尿酸増加、ウロビリノーゲン陽性、尿中ブドウ糖陽性、尿中赤血球陽性、尿中蛋白陽性、疲労、無力症 |
頻度不明 | 過敏性反応、感染症 |
発現頻度は勃起不全の適応に対するシルデナフィルクエン酸塩錠承認時の国内臨床試験、外国で実施された第Ⅱ相/第Ⅲ相試験、及び使用成績調査の結果に基づいている。
■レビトラ(バルデナフィル)の副作用
頻度 | 症状 |
---|---|
循環器 | |
1%以上 | 血管拡張(ほてり、潮紅)(5.78%) |
0.1~1%未満 | 胸痛、動悸、頻脈 |
0.1%未満 | 高血圧、不整脈、不完全右脚ブロック、末梢性浮腫 |
頻度不明 | 心筋梗塞※、低血圧、失神 |
精神・神経系 | |
1%以上 | 頭痛(3.87%) |
0.1~1%未満 | めまい、傾眠、昏迷 |
0.1%未満 | 異常感覚、下肢痙攣、記憶力低下、興奮、緊張亢進、錯乱、思考異常、神経炎、神経過敏、神経症、不安、不眠症、無気力 |
頻度不明 | ー |
肝臓 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | AST増加 |
0.1%未満 | ALT増加、LAP上昇、LDH増加、血中トリグリセリド増加、γ-GTP増加、血清リン脂質上昇、血中アミラーゼ増加、血中アルブミン減少、血中ビリルビン増加、総蛋白減少 |
頻度不明 | ー |
消化器 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 悪心、胃腸障害、口渇、消化不良、腹痛 |
0.1%未満 | おくび、胃炎、胃不快感、下痢、口唇乾燥、舌障害、白舌、腹部膨満、便秘、嘔吐、嚥下障害 |
頻度不明 | ー |
泌尿・生殖器 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 悪心、胃腸障害、口渇、消化不良、腹痛 |
0.1%未満 | 陰茎痛、射精障害、朝立ちの延長、半勃起持続 |
頻度不明 | 勃起の延長、持続勃起、尿路感染、前立腺疾患 |
呼吸器 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 鼻炎 |
0.1%未満 | 呼吸障害、鼻閉、咽頭炎、喘息 |
頻度不明 | 鼻出血、気道感染症、副鼻腔炎 |
筋・骨格系 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 関節痛、筋肉痛 |
0.1%未満 | 骨痛、背部痛 |
頻度不明 | ー |
皮膚 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 発疹 |
0.1%未満 | そう痒症、多汗、冷汗、皮膚乾燥、紅斑 |
頻度不明 | ー |
血液 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | ー |
0.1%未満 | ヘマトクリット減少、ヘマトクリット増加、ヘモグロビン減少、リンパ球減少症、リンパ球増加症、好酸球増加症、赤血球減少症、赤血球増加症、白血球増加症 |
頻度不明 | ー |
感覚器 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | 眼充血、結膜炎、彩視症、視覚障害 |
0.1%未満 | 眼乾燥、眼痛、屈折障害、光視症、味覚異常、味覚消失、流涙異常、羞明 |
頻度不明 | 霧視、視力低下、網膜出血、網膜静脈閉塞、突発性難聴 |
その他 | |
1%以上 | ー |
0.1~1%未満 | CK増加、疼痛、熱感 |
0.1%未満 | BUN増加、インフルエンザ症候群、リンパ節症、血中ナトリウム減少、血中リン増加、体重増加、血中尿酸増加、ウロビリノーゲン陽性、尿中ブドウ糖陽性、尿中赤血球陽性、尿中蛋白陽性、疲労、無力症 |
頻度不明 | 過敏性反応、感染症 |
レビトラの副作用は上記の通りです。「顔の火照り」「目の充血」「頭痛」「鼻づまり」などの症状がよく見られます。また、お酒と併用することでめまいや低血圧の原因となるため、飲み過ぎないよう注意してください。
■シアリス(タダラフィル)の副作用
頻度 | 症状 |
---|---|
過敏症(重大な副作用) | |
1%以上 | ー |
0.2~1%未満 | ー |
0.2%未満 | ー |
頻度不明 | 発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens-Johnson症候群等 |
循環器 | |
1%以上 | 潮紅 |
0.2~1%未満 | 胸痛、動悸、頻脈 |
0.2%未満 | 血管拡張、心拍数増加、胸痛、狭心症、頻脈、高血圧、低血圧 |
頻度不明 | 心筋梗塞※1、心臓突然死※1、失神、起立性低血圧 |
感覚器 | |
1%以上 | ー |
0.2~1%未満 | 霧視、眼の充血、眼の異常感 |
0.2%未満 | 耳鳴、視覚障害、眼痛、流涙増加、眼刺激、結膜充血、視野欠損、結膜炎、乾性角結膜炎、眼瞼腫脹 |
頻度不明 | 色覚変化、回転性眩暈、網膜静脈閉塞、非動脈炎性前部虚血性視神経症※2、網膜動脈閉塞 |
消化器 | |
1%以上 | 消化不良 |
0.2~1%未満 | 上腹部痛、悪心、胃食道逆流性疾患、下痢、口内乾燥、胃炎、嘔吐、腹痛、胃(胸部)不快感 |
0.2%未満 | 便秘、腹部膨満、軟便、胃刺激症状、嚥下障害 |
頻度不明 | 食道炎 |
肝臓 | |
1%以上 | ー |
0.2~1%未満 | 肝機能異常(AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇を含む) |
0.2%未満 | ALP上昇 |
頻度不明 | ー |
腎臓 | |
1%以上 | ー |
0.2~1%未満 | ー |
0.2%未満 | 腎機能障害、尿酸値上昇 |
頻度不明 | ー |
筋骨格 | |
1%以上 | 背部痛、筋痛、四肢痛 |
0.2~1%未満 | 関節痛、筋痙攣(筋収縮)、筋骨格痛 |
0.2%未満 | 筋骨格硬直、頚部痛、殿部痛 |
頻度不明 | ー |
精神・神経系 | |
1%以上 | 頭痛 |
0.2~1%未満 | めまい、睡眠障害 |
0.2%未満 | 錯感覚、傾眠、不安、片頭痛 |
頻度不明 | 脳卒中※1 、感覚鈍麻 |
呼吸器 | |
1%以上 | 鼻閉 |
0.2~1%未満 | 鼻炎、副鼻腔うっ血 |
0.2%未満 | 呼吸困難、喀血 |
頻度不明 | 鼻出血、咽頭炎 |
皮膚 | |
1%以上 | ー |
0.2~1%未満 | ー |
0.2%未満 | 紅斑、多汗、爪囲炎 |
頻度不明 | そう痒症 |
その他 | |
1%以上 | ー |
0.2~1%未満 | 疲労、無力症、疼痛、体重増加、倦怠感 |
0.2%未満 | 熱感、末梢性浮腫、粘膜浮腫、口渇 |
頻度不明 | ー |
ED治療薬の副作用が生じたときの対処方法
ED治療薬を服用して副作用が生じたときは、性行為を一旦中止しましょう。性行為を無理に継続すると副作用が悪化する可能性があります。
紅潮やほてりが生じたときは、身体を冷ますために室温や寝具を調整してください。また、頭痛が生じた場合は冷やすことで症状がやわらぐ場合があります。頭痛薬を使用するのもよいでしょう。副作用はほとんどの場合が一時的なもののため、まずはゆっくりと休むようにしてください。
ED治療薬を安心して服用するための注意点
ED治療薬には副作用があるため、正しく使用することが重要です。特に注意すべき3つのポイントをお伝えします。
用法・用量を守ること
ED治療薬を服用する際には、医師の指示に従い必ず用法・用量を守りましょう。
例えばシアリスには10mgと20mgがあり、基本的には1回1錠を服用することになります。しかし、より高い効果が欲しいからといって、10mgを2錠服用するなど自己判断で使用方法を変更するのは避けましょう。
20mgのシアリスがあるのだから問題ないのでは?と思うかもしれませんが、医師は患者様に合わせて薬を処方しているため、飲み方を変えるのは危険です。
もしも処方された10mgのシアリスで効果を感じられない場合は、必ず医師に相談してください。また、使用期限の切れたED治療薬を服用したり、グレープフルーツジュースで服用したりすると、思わぬ副作用が生じる危険性があるため注意しましょう。
アルコールは適量にとどめること
過度な飲酒でなければED治療薬の効果に差が出ることはありません。また、適度な飲酒はリラックス効果が期待できるため、それほど問題ないでしょう。過度な飲酒は神経伝達機能を低下させるため勃起しにくくなってしまいます。性行為の前には深酒をせず、適度な飲酒にとどめてください。
個人輸入の通販サイトで購入しないこと
ED治療薬は医師の診察と処方が必要な薬ですが、個人輸入の通販サイトで購入できる場合があります。個人輸入の通販サイトでは、クリニックで処方されるED治療薬よりも安く販売されていることが多く、利用したいと思われる方は多いでしょう。
しかし、個人輸入の通販サイトには偽物が混ざっている可能性があり、効果がないだけでなく重篤な副作用を引き起こす危険性もあります。安心してED治療薬を使用するためにも、個人輸入の通販サイトで購入するのは避け、必ず医師に相談して自分にあったものを処方してもらいましょう。
ED治療薬を服用できない人・禁忌
ED治療薬は全ての方に服用いただける薬ではありません。服用することで重い副作用が出たり、身体の不調に繋がったりするケースがあるため、必ず医師と相談の上服用するようにしましょう。
ED治療薬と併用できない薬を服用している人
- 硝酸剤、一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の方
- クラスIA(キニジン、ジソピラミド(経口剤)、プロカインアミド、シベンゾリン、ピルメノール)または、クラスⅢ(ソタロール、アミオダロン(経口剤))の抗不整脈薬を投与中の方
- リオシグアト、CYP3A4を阻害する薬剤(リトナビル、ホスアンプレナビル、アタザナビル、ロピナビル・リトナビル、ダルナビルを含有する製剤、イトラコナゾール、ケトコナゾール(外用剤を除く)、コビシスタットを含有する製剤)を投与中の方
上記のような製剤を投与中の方は、ED治療薬を服用することができません。現在服用中の薬がある方は、必ず医師に申し出るようにしてください。
重篤な副作用が生じる可能性のある病気の人
- 重度の肝障害をお持ちの方
- 低血圧の方
- 治療による管理がされていない高血圧の方
- 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の既往歴が6ヶ月以内にある方
- 網膜色素変性症の方
上記に当てはまる方は、必ず医師に相談の上ED治療薬を服用してください。肝臓の障害をお持ちの場合は、ED治療薬の効果が強く現れすぎてしまう可能性があります。また、網膜色素変性症の方は失明の危険性があるため注意してください。
心血管系障害があるなど性行為が適さない人
性行為によって激しい運動と同じくらい血圧や脈拍が上がることがあります。そのため、性行為は心臓や血管などに大きな負担がかかるのです。ED治療薬自体が心臓への負担を増やすわけではありませんが、安全な性行為を行うためには体調を正確に判断する必要があります。また、心血管系障害のある方は性行為が適さない可能性があるため、必ず医師に相談するようにしましょう。
未成年の人
ED治療薬は成人に対して開発された薬のため、未成年の男性が服用することに対して安全性や効果が保証されていません。そのため、未成年の方は服用を避けてください。
過去にアレルギー反応が起こった人
ED治療薬の成分に対してアレルギーがある方は使用を避けてください。ただし、ED治療薬はバイアグラ・レビトラ・シアリスなどがあるため、種類によっては使用できるケースがあります。
また、有効成分ではなく添加物に対してアレルギー反応がある場合は、ジェネリック医薬品であれば服用可能な場合もあるため、まずは医師に相談してみるとよいでしょう。
ED治療薬を服用できない人には「レノーヴァ」がおすすめ
ED治療薬には副作用が生じる可能性があり、体質や疾患によっては服用できない方がいらっしゃいます。そのような場合には、ED治療専用機器「レノーヴァ」による治療がおすすめです。レノーヴァの特徴や効果などについて解説いたします。
レノーヴァの概要と効果
男性の勃起機能は年齢とともに衰えていきます。その原因の一つが男性器の血管の減少や血管機能の低下です。
男性は性的興奮を感じると、男性器の海綿体(スポンジのような組織)の平滑筋(血管の壁の筋肉)がゆるみ、通常よりも多くの血液が流れ込みます。これが勃起の仕組みです。
男性器の血管は年齢とともに減少していくため、十分な血液が流れ込まず勃起機能も衰えてしまいます。このような血管が原因のEDを改善するのがレノーヴァです。レノーヴァは低出力の衝撃波を男性器に照射することで血管を新生し、男性器に送り込まれる血流を増やすことでEDを改善します。
レノーヴァの特徴と副作用
- 血管を増やすことで勃起不全を改善できる
- 治療時間は1回20分程度
- 麻酔がいらない(痛みがほとんどないため)
- 副作用の報告がほとんどない
- 他のED治療薬と併用できる
レノーヴァには上記のような特徴があります。また、世界70ヶ国以上10万人以上のEDを治療してきた実績があり、副作用がほとんどないのも特徴です。
レノーヴァが適している人
- ED治療薬が効かなくなった人
- 持病(糖尿病/高血圧/高脂血症など)があるのでED治療薬を飲めない人
- ED治療薬の副作用が気になる人
- 一時的な効果ではなくEDを原因から改善したい人
レノーヴァが適している人は上記の通りです。ED治療薬を使用していたけれど効果を感じにくくなった人や、持病や体質でED治療薬を服用できない人、できれば副作用のないED治療を受けたい人、EDの原因にアプローチする治療を受けたい人は、レノーヴァでの治療をご検討ください。
当院ではED治療薬の処方やレノーヴァでの治療など、患者様に合わせた治療方法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
レノーヴァとED治療薬の違い
レノーヴァはEDの原因にアプローチする治療です。継続的な効果を期待できるため、ED治療薬のように性行為前に毎回薬を飲む必要がありません。また、副作用がほとんどないのも特徴です。レノーヴァとED治療薬の違いについては下記をご確認ください。
レノーヴァによるED治療を受けられない人
- 重篤な血液病をお持ちの方
- 抗凝固剤を服用されている方
- 悪性腫瘍を発症されている方
- 心不整脈や心筋梗塞を6ヶ月以内に発症された方
- 成長期のお子様
- 血栓症のある方
- 衝撃波を照射する部位に化膿性の疾患を合併する方
レノーヴァは上記に当てはまる方にはお受けいただけません。あらかじめご了承ください。
ED治療薬の副作用が心配な方はDクリニックまでご相談ください
ED治療薬には顔のほてりや頭痛など、さまざまな副作用が懸念されます。これらの副作用は医師の指示に従い正しく服用することである程度避けることは可能ですが、絶対に起こらないとは言い切れません。
ED治療薬の副作用が心配な方は、副作用が少ないレノーヴァによる治療をご検討ください。レノーヴァはEDの原因にアプローチする治療のため、性行為のたびに薬を飲む必要がなく、精神的なプレッシャーからも解放されます。レノーヴァによる治療について詳しく知りたい方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。