頻尿改善治療ガイド-【公式】Dクリニックメンズヘルス-ED・男性更年期治療

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頻尿改善 頻尿改善治療ガイド。原因から治療まで、
根本改善を目指すこともできる。

「最近トイレが近くなった」「排尿のキレが悪い」「残尿感が気になる」
これらは「年齢のせいだから仕方ない」と諦めている方が多いのではないでしょうか。
しかし近年の研究では、適切な治療で改善できることが分かっています。
本ページでは、排尿の悩みに関しての基礎知識から原因、最新の治療法までをわかりやすく解説します。

治療メニュー

診療内容一覧

排尿の悩みとは?

排尿に関する何らかの不具合が起こり、日常生活に支障をきたす状態を指します。症状はさまざまで、以下のようなものが代表的です。

・頻尿:昼夜問わずトイレの回数が増える
・尿漏れ(尿失禁):排尿後や動作時に尿が漏れる
・残尿感:排尿後も膀胱に尿が残っている感覚がある
・尿勢低下:尿の勢いが弱く、出し切るまで時間がかかる
・尿意切迫感:急に強い尿意を感じ、我慢できない

これらは一つだけでなく、複数が重なるケースも少なくありません。
こうした症状はQOL(生活の質)を著しく低下させ、仕事や趣味、人との付き合いにまで影響します。

セルフチェック

以下の症状について、この1週間のあなたの状態に最も近いものを、各質問項目で1つ選んでください。

質問1

朝起きたときから寝るまでに、
何回くらいおしっこをしましたか

  • 0点
  • 1点
  • 2点

質問2

夜寝てから朝起きるまでに、
何回くらいおしっこをするために起きましたか

  • 0点
  • 1点
  • 2点
  • 3点

質問3

急におしっこがしたくなり、
我慢が難しいことがありましたか

  • 0点
  • 1点
  • 2点
  • 3点
  • 4点
  • 5点

質問4

急におしっこがしたくなり、
我慢ができずにおしっこをもらすことがありましたか

  • 0点
  • 1点
  • 2点
  • 3点
  • 4点
  • 5点

  • 質問1
    1
  • 質問2
    1
  • 質問3
    1
  • 質問4
    1

あなたのチェック結果

合計5

軽症~中等症

過活動膀胱症状スコア(OABSS)を利用しました。
出典:過活動膀胱診療ガイドラインより一部改変

セルフチェックはいかがでしたか。1点以上の方は早めに医療機関を受診しましょう。

一般的な治療法

排尿の悩みに関する治療は、症状の重さや原因によって段階的に行われます。一般的には以下のような選択肢があります。

  • ・生活習慣の改善:飲水量の見直しや自己骨盤底筋トレーニングなど。
  • ・薬物療法:前立腺肥大症に対するα1遮断薬や、過活動膀胱に対する抗コリン薬β3作動薬などが用いられます。
  • ・手術:重度の前立腺肥大症には、前立腺切除術などが行われます。

生活習慣の見直しやトレーニングは一定の効果が期待できますが、骨盤底筋は身体の深部にあるため、自力で鍛えるのが難しいこともあります。
また、薬物療法は副作用のリスクがあり、効果が一時的にとどまるケースも少なくありません。
こうした背景から、近年は身体への負担が少なく、根本的な改善をめざせる新しい治療法が求められ、注目されています。

一般的な治療法

根本改善を目指せる先進的治療

当院では、根本的な改善を目指す「非侵襲的治療(身体を傷つけないやさしい治療)」に力を入れています。
患者様の症状に応じて、以下の治療をご提案します。

スターフォーマープロ(磁気刺激治療)

スターフォーマープロ(磁気刺激治療)

骨盤底の深層筋や神経にまで磁気が届き、筋肉を効率的に鍛えることができる医療用治療機器です。
骨盤底筋の衰えによって生じる尿漏れや夜間頻尿、過活動膀胱、便失禁の改善に効果が期待されます。
また、磁気刺激療法は日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会において「頻尿を含む蓄尿症状に有効である」と臨床的に証明されており、推奨グレードA(行うことを強く勧められる)に位置付けられている報告もあります。
さらに、男性のED改善にも有効とされています。

モアノヴァ(低出力衝撃波治療)

モアノヴァ(低出力衝撃波治療)

膀胱や尿道周辺の血管や神経を刺激し、成長因子の分泌を促して血流を改善します。さらに、新しい血管が作られる「血管新生」により、排尿機能の根本的な回復を目指します。
頻尿・残尿感・尿漏れなど、従来の薬物療法では改善しにくい症状にも有効です。痛みや副作用はほとんどなく、施術時間も1回20分と短時間で終了します。

このような治療もご案内しています

ED治療

排尿障害と同じく、骨盤の血流や神経の衰えが関わっています。併発しているケースも多い症状です。

男性更年期治療

男性ホルモンの低下が排尿障害やED、疲労感などさまざまな不調につながることがあります。

排尿障害の男女の違い基礎知識

排尿に関するトラブルは、男性にも女性にも起こる身近な悩みです。
特に夜間の頻尿や日中のトイレの回数が増えるといった症状は、多くの人が経験します。
ただし、男女では尿道や周辺組織の構造が異なるため、現れやすい症状や原因には違いがあります。

男性の場合

男性の尿道はおよそ20cmと長く、その途中は前立腺に囲まれています。
加齢に伴い前立腺が肥大しやすくなるため、尿の通り道が狭くなり「尿の出が悪い」と感じやすいのが特徴です。
また、球海綿体筋の筋力低下によって、尿滴下(排尿後に尿が滴る)といった症状もみられます。

女性の場合

女性の尿道は約3〜4cmと短く、骨盤底筋が膀胱や尿道を支えています。
加齢や出産をきっかけに骨盤底筋が緩むと、尿を溜める機能が低下しやすくなり、咳やくしゃみなどお腹に力がかかった時に漏れる「腹圧性尿失禁」が起こりやすいのが特徴です。

排尿障害の男女の違い基礎知識

排尿障害の主な原因

排尿障害の原因は、
加齢や筋力低下だけではありません。

以下のように、さまざまな病気や生活習慣が関係することもあります。
ここでは、排尿障害の主な原因についてご紹介します。

尿をためる力に関わる疾患
尿をしっかりためておく力が弱まると、頻尿や尿意切迫感につながります。代表的な原因には次のようなものがあります。
過活動膀胱(かかつどう ぼうこう)
膀胱が過敏に反応し、尿が十分にたまる前に強い尿意が起こる状態です。神経の異常や骨盤底筋の衰え、前立腺の影響などが関係する場合もあれば、原因がはっきりしないこともあります。
間質性膀胱炎(かんしつせい ぼうこうえん)
膀胱に慢性的な炎症が起こり、少し尿がたまるだけで強い尿意や下腹部の痛みを感じる病気です。中高年の女性に多く、はっきりした原因はわかっていません。
尿路感染症(にょうろかんせんしょう)
膀胱炎や尿道炎など、尿路の感染によって膀胱が刺激され、頻尿や排尿痛、血尿がみられることがあります。

排尿障害の主な原因

尿を出す力に関わる疾患

尿がスムーズに出せない「排出障害」の原因には
以下のようなものがあります。

前立腺肥大症(ぜんりつせん ひだいしょう)
加齢に伴い前立腺が肥大し、尿道が圧迫されることで尿の勢いが弱くなり、残尿感や頻尿が起こります。
尿道狭窄症(にょうどう きょうさくしょう)
尿道が狭くなる病気で、外傷や手術後の瘢痕、感染症などが原因です。排尿時の痛みや血尿、尿が出にくいといった症状が現れます。

尿を出す力に関わる疾患

尿をためる力と出す力両方に関わる疾患

尿をためる力と出す力の両方に
問題を引き起こす病気もあります。

尿路結石(にょうろ けっせき)
尿の通り道にできる石が尿の流れを妨げ、強い痛みや血尿、頻尿、尿が出にくいなどの症状が出ます。
膀胱がん(ぼうこうがん)
膀胱の腫瘍が炎症や圧迫を引き起こし、血尿や残尿感、尿意切迫感、排尿困難などがみられます。
骨盤臓器脱(こつばん ぞうきだつ)
加齢や出産、肥満などで骨盤底筋がゆるみ、膀胱や子宮などが下がってしまう病気です。尿道や膀胱が圧迫されることで、頻尿や尿漏れ、排尿困難が起こります。

尿をためる力と出す力両方に関わる疾患

生活習慣や体質による影響

疾患以外にも、日々の生活習慣や身体の状態が
排尿トラブルを引き起こすことがあります

肥満・糖尿病
肥満により骨盤底筋が弱まり、臓器が下がりやすくなります。糖尿病が進むと神経障害のため尿意を感じにくくなり、膀胱に尿が残りやすくなる場合があります。
過剰な水分や利尿作用のある飲み物
水分の摂り過ぎや、アルコール・カフェインの摂取が多いと、尿量が増えて頻尿や尿漏れを招くことがあります。
便秘
便がたまって腸が膀胱を圧迫したり、排便時のいきみが骨盤底筋に負担をかけたりすることで、排尿機能が低下することがあります。

生活習慣や体質による影響

身体に優しい、
自由診療だからできる治療

男性更年期治療まとめ

順天堂大学医学部附属 浦安病院 泌尿器科 教授 辻村 晃 Dクリニック東京での診察風景

排尿に関しての治療には、保険診療で行える薬物療法や生活指導もありますが、近年は身体への負担が少なく、根本改善をめざせる診療の選択肢があります。
磁気刺激で骨盤底筋を鍛える「スターフォーマープロ」、血管新生を促して血流を改善する「モアノヴァ」、痛みや副作用がなく自由診療ならでは質の高い治療によって、お悩みの改善も期待できます。
医師の診断により重度の方については、対応可能な医療機関(順天堂大学医学部附属順天堂医院)へご紹介することも可能です。

改善のためにできること

排尿の悩みが気になり、人と会うのをためらったり、運動や旅行を楽しめなくなったりと、生活の質が下がってしまうこともあります。
「仕方がない」とあきらめず、変化に気付いた時点で早めに対処することが大切です。
排尿障害の原因は、加齢による変化だけでなく、ほかの病気が隠れていたり、日々の生活習慣が影響していたりする場合もあります。
気になる症状があれば、早めに受診し、適切な治療やアドバイスを受けることで改善が期待できます。