ED治療薬ステンドラは日本未承認?ED治療薬の選び方とDクリニックの処方薬を解説 | Dクリニックメンズヘルス【公式】-ED・男性更年期治療・男性の健康専門外来

ED治療薬ステンドラは日本未承認?ED治療薬の選び方とDクリニックの処方薬を解説

このコラムのポイント

  • ステンドラは日本未承認薬のため健康被害リスクあり

  • Dクリニックは国内承認薬で安全性重視の治療を提供している

  • ED治療は専門性・プライバシー配慮・多様性が重要

近年、国内外でさまざまなED治療薬が開発される中、バイアグラ、レビトラ、シアリスに次ぐ、第四のED治療薬としてステンドラ(アバナフィル)が注目されています。しかし、日本国内では未承認薬のため、その使用には十分な注意が必要です。

本記事では、ステンドラの特徴と効果、国内承認薬との比較、そして安全性を重視したED治療の重要性について解説します。また、Dクリニックが提供するED治療についても紹介します。

ED治療薬ステンドラの特徴と効果

引用:オンライン診療NAVI「ステンドラの効果や副作用を徹底解説

ステンドラ(有効成分:アバナフィル)は、ED治療薬の一つであり、陰茎の血管を拡張させることで効果が期待できます。ここでは、ED治療薬ステンドラの特徴と効果について解説します。

参考:「STENDRA FDA

ステンドラは他のED治療薬より硬さが増す?作用メカニズムを解説

ステンドラの有効成分はアバナフィルであり、その主な作用は陰茎の血管を拡張することです。この作用メカニズムは、既存のシルデナフィル(バイアグラ)やタダラフィル(シアリス)といった他のED治療薬と同様のものです。

これらの薬剤は、血管を拡張させることで陰茎への血流を増加させ、勃起を促します。したがって、作用機序の観点からは、ステンドラが他のED治療薬と比較して特に硬さを増強させるというわけではなく、同様の機序によって同程度の効果が得られると考えられます。

国内未承認薬ステンドラのメリット・デメリット

メリット
即効性があり、
食事の影響を受けにくい
デメリット
国内未承認薬のため、
国内での使用経験が少ない

海外の臨床試験データに基づくと、ステンドラの大きな特徴として、即効性と食事の影響を受けにくい点が挙げられます。これにより、より柔軟なタイミングでの服用が可能となるのがメリットです。

しかし国内未承認薬であるため、国内での使用経験が少なく、予期せぬ副作用が発生した場合の対応や情報収集が十分ではない可能性があります。さらに、有効成分であるアバナフィルに対するアレルギー反応が起こる可能性も否定できません。

医学的な禁忌や併用注意薬についても、国内で十分に情報が共有されているとは言えず、自己判断での使用は危険を伴います。未承認薬であるという点は、安全性と有効性に関する国内での評価がなされていないという点で、大きな懸念材料となるのです。

ステンドラの正しい服用方法と副作用・注意点

ステンドラの効果的な使用と安全性を確保するためには、正しい服用方法、起こりうる副作用、そして注意すべき点を理解しておくことが重要です。ここでは、ステンドラの服用に関する詳細と、注意すべき点を解説します。

ステンドラの効果的な服用タイミングと用量

ステンドラの一般的な服用方法としては、性行為の約30分前に100mgを経口投与することが推奨されています。ただし、効果や副作用の現れ方には個人差があるため、医師の指示のもと、必要に応じて用量を調整することが可能です。

自己判断で増減することは避けるようにしてください。

ステンドラの主な副作用発症率と注意すべき併用禁忌薬

ステンドラの主な副作用として、海外の臨床試験などでは頭痛、ほてり、鼻閉や鼻咽頭炎、背部痛などが報告されています。これらの副作用は、他のED治療薬でも一般的に見られるものです。

副作用 ステンドラ200mg

(N=352)

ステンドラ100mg

(N=349)

ステンドラ50mg

(N=217)

頭痛 10.5% 6.9% 5.1%
ほてり 4.0% 4.3% 3.2%
鼻閉 2.0% 2.9% 1.8%
鼻咽頭炎 3.4% 2.6% 0.9%
背部痛 1.1% 2.0% 3.2%

ただし、ステンドラの臨床試験における症例数は、各用量群で100~350例程度と限定的です。従来のED治療薬は国内での豊富な臨床データを有しているため、現時点では、従来のED治療薬の方を第一選択とすることが、患者安全性と治療効果の観点から推奨されます。

注意すべき点として、他の薬剤との併用禁忌があります。特に、硝酸イソソルビドやニトログリセリンなどの硝酸薬は、ステンドラとの併用により血圧が急激に低下する可能性があるため、絶対に併用してはいけません。

また、他のED治療薬との併用も避けるべきです。CYP3A4阻害薬と呼ばれる一部の抗真菌薬やHIVプロテアーゼ阻害薬なども、ステンドラの血中濃度を高め、副作用のリスクを増大させる可能性があるため、併用に注意が必要です。

Dクリニックがステンドラではなく国内承認薬を選ぶ2つの理由

Dクリニックが、速効性や食事の影響を受けにくいとされるステンドラではなく、国内で承認されたED治療薬を推奨する背景には、患者様の安全性を最優先に考慮する姿勢と、長年の臨床経験に基づく信頼性への重視があります。ここではその2つの理由を深堀りして紹介します。

理由1|国内未承認薬には健康被害のリスクと懸念がある

医学的な観点から見ても、国内で承認されていない医薬品の使用には、相応のリスクが伴います。海外で承認されている薬剤であっても、日本人の体質や生活習慣とは異なるため、予期せぬ副作用が出現する可能性は否定できません。

また、国内での十分な臨床データがない場合、最適な用法用量も確立されていない可能性が高く、意図しない健康被害につながるおそれがあります。また万が一、未承認薬の使用によって健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となるため、治療にかかる費用は全て自己負担となるという経済的な負担も無視できません。

患者様の安全性を第一に考えるDクリニックでは、このようなリスクを避けるため、未承認薬の安易な使用は推奨していません。

参考:PMDA「医薬品副作用被害救済制度

理由2|国内実績のある薬剤はデータが十分のため医師が処方に慣れている

国内で長年にわたり使用され、実績のあるED治療薬は、用法用量や副作用に関するデータが十分に蓄積されています。これにより、医師は患者様の状態に合わせて、より安全かつ効果的な処方を行うことが可能です。

また、国内承認薬の使用経験が豊富な医師は、効果の判定や副作用への対応、そして患者様に最適な薬剤や治療法を選択することに慣れています。

Dクリニックでは、医師が長年の経験と豊富な知識に基づいて、患者様一人ひとりに最適な治療を提供することを重視しており、そのためにも、国内で信頼性の高い承認薬を選択することが合理的であると考えています。

Dクリニックで処方される3大ED治療薬の特徴と効果の違い

Dクリニックでは、患者様一人ひとりのニーズやライフスタイルに合わせて、効果や特徴の異なる3種類の主要なED治療薬を処方しています。それぞれの薬剤には、勃起の改善効果に加え、作用時間や食事の影響、その他の特性に違いがあり、医師が患者様の状態を丁寧に診察し、詳細な情報を提供することで、最適な薬剤選択をサポートしています。

以下に、Dクリニックで主に処方されるバイアグラ、レビトラジェネリック、シアリスの3つのED治療薬の特徴と効果の違いをまとめました。

薬剤名 バイアグラ バイアグラ レビトラ レビトラ シアリス シアリス
特徴 世界で最初に誕生したED治療薬として、高い信頼性 即効力があり、勃起の硬さも特に優れている 効果が長時間にわたってゆっくりと持続する
発現時間 30〜60分 15〜30分 30〜60分
持続時間 25mg:4時間ほど

50mg:5時間ほど

10mg:5~6時間

20mg:8~10時間

10mg:20~24時間

20mg:30~36時間

食事の影響 影響を受けやすい 影響を受けにくい 影響を受けにくい
詳細 詳しく見る 詳しく見る 詳しく見る
ED治療薬を
詳しく見る

DクリニックのED治療が選ばれる3つのポイント

Dクリニックが多くの患者様に選ばれるのには、安全性と実績を重視した専門性の高い医療を提供していることに加え、患者様が安心して治療に臨める環境づくりへのこだわりがあります。ここでは、DクリニックのED治療が選ばれるポイントを3つ紹介します。

ポイント1|メンズヘルス専門のクリニックである

Dクリニックは、男性特有の健康問題、中でもED(勃起不全)をはじめとするメンズヘルスを専門とするクリニックです。専門の医師が、患者様一人ひとりの症状や背景にある原因を丁寧に特定し、その原因に基づいた効果的な治療法を提案します。

他の診療科を併設するクリニックとは異なり、男性の悩みに特化した専門的な知識と経験を持つ医師が診療にあたるため、よりきめ細やかで質の高い医療が期待できます。

DクリニックのED治療オプション

治療法 種類 特徴 作用 メリット
RENOVA(レノーヴァ) RENOVA 医療機器 ・世界70カ国以上で使用

・10万人以上の治療実績

・海外のEDガイドラインで治療選択肢として掲載

低衝撃波による血管新生の促進 ・EDの根本治療

・男性器内の血流改善

・勃起力向上

・効果の長期持続

ED治療薬 ED治療薬 経口薬 ・厚生労働省承認薬

・シルデナフィル(バイアグラ)

・バルデナフィル(レビトラ)

・タダラフィル(シアリス)

血管拡張作用によるEDの対症療法 ・即効性

・重篤な副作用リスクが低い

Eremax(エレマックス) Eremax 毎日服用薬 ・タダラフィル低用量配合

・自然由来成分も含有

継続服用による体調サポート ・日常的な自信をサポート

・動脈硬化予防

・テストステロン値向上

・疲労回復、免疫力向上

ビガー2020 ビガー2020 医療機器 ・厚生労働省認可の管理医療機器

・手動操作可能

陰圧利用による陰茎への血流増加 ・副作用の心配が少ない

・自宅で使用可能

・陰茎のリハビリ効果

・専用装置で勃起状態維持可能

・心臓疾患でED治療薬使用不可の方にも適用

治療法 RENOVA(レノーヴァ) RENOVA
種類 医療機器
特徴 ・世界70カ国以上で使用
・10万人以上の治療実績
・海外のEDガイドラインで治療選択肢として掲載
作用 低衝撃波による血管新生の促進
メリット ・EDの根本治療
・男性器内の血流改善
・勃起力向上
・効果の長期持続
治療法 ED治療薬 ED治療薬
種類 経口薬
特徴 ・厚生労働省承認薬
・シルデナフィル(バイアグラ)
・バルデナフィル(レビトラ)
・タダラフィル(シアリス)
作用 血管拡張作用によるEDの対症療法
メリット ・即効性
・重篤な副作用リスクが低い
治療法 Eremax(エレマックス) Eremax
種類 毎日服用薬
特徴 ・タダラフィル低用量配合
・自然由来成分も含有
作用 継続服用による体調サポート
メリット ・日常的な自信をサポート
・動脈硬化予防
・テストステロン値向上
・疲労回復、免疫力向上
治療法 ビガー2020 ビガー2020
種類 医療機器
特徴 ・厚生労働省認可の管理医療機器
・手動操作可能
作用 陰圧利用による陰茎への血流増加
メリット ・副作用の心配が少ない
・自宅で使用可能
・陰茎のリハビリ効果
・専用装置で勃起状態維持可能
・心臓疾患でED治療薬使用不可の方にも適用

ポイント2|明朗な料金体系で安心

治療費への不安は、患者様が治療をためらう大きな要因の一つです。Dクリニックでは、ホームページ上でED治療にかかる料金を全て明確に公開しており、初診料や再診料、各種検査費用、そして薬剤の費用まで、事前にしっかりと確認することができます。

不透明な料金体系ではなく、明朗な会計システムを採用することで、患者様は安心して治療に専念できます。また、ED治療薬だけでなく、衝撃波治療であるレノーヴァや、陰圧式勃起補助具ビガー2020など、薬剤以外の科学的根拠に基づいた多様な治療法も選択可能です。

Dクリニックでは、以下の料金でED治療薬を処方しています。

バイアグラ 50mg 1,500円/1錠
ODフィルム50mg 1,000円/1錠
レビトラジェネリック 10mg 1,400円/1錠
20mg 1,600円/1錠
シアリス 10mg 1,500円/1錠
20mg 1,700円/1錠
シアリスジェネリック 10mg 1,300円/1錠
20mg 1,400円/1錠
50mg 1,500円/1錠
ODフィルム50mg 1,000円/1錠
10mg 1,400円/1錠
20mg 1,600円/1錠
10mg 1,500円/1錠
20mg 1,700円/1錠
シアリス10mg 1,300円/1錠
シアリス20mg 1,400円/1錠

※初診料は3,000円 ※料金はすべて税抜価格

ED治療薬を
詳しく見る

ポイント3|オンライン診療にも対応可能

多忙な現代社会において、クリニックへの通院が難しいと感じる方も少なくありません。Dクリニックでは、そのような患者様のために、初診以降の継続の受診であれば、オンライン診療で対応できるシステムを導入しています。

ご自宅や職場など、場所を選ばずに医師の診察を受けることができ、必要な医薬品は郵送で受け取ることが可能です。これにより、通院の手間や時間を省き、より手軽にED治療を始めることができます。

Dクリニックを
受診する

自分に合ったED治療クリニックを選ぶコツ

ED治療は、デリケートな悩みを扱うため、クリニック選びは非常に重要です。安全性と実績はもちろんのこと、安心して相談できる環境や、自分に合った治療法を提供してくれるかどうかが、治療の満足度を大きく左右します。

ここでは、後悔しないED治療クリニックを選ぶための重要なコツを3つ紹介します。

コツ1|ED治療の実績や専門性を確認する

ED治療は、専門的な知識と経験が求められる分野です。クリニックのホームページなどで、ED治療の実績や、専門医が在籍しているかなどを確認しましょう。特に、男性のデリケートな部分への介入となるため、安全性と実績は非常に重要です。長年の経験に基づいた治療を提供しているか、最新の知見を取り入れているかなども確認しておくと安心です。

さまざまな原因が考えられるEDに対して、専門性を深く理解したクリニックであれば、一人ひとりの状態に合わせた適切な治療法を選択することができます。薬を処方して終わりではなく、根本的な解決を目指した治療を提供しているクリニックを選びましょう。

コツ2|プライバシーへの配慮や相談しやすさがあるか

EDの悩みは誰かに相談しにくいものだからこそ、クリニックのプライバシーへの配慮は非常に重要です。待合室が個室になっているか、診察室の防音対策はしっかりしているかなど、安心して治療を受けられる環境が整っているかを確認しましょう。また、電話やLINE、Webなど、予約方法が複数用意されていると、自身の都合に合わせて利用しやすいでしょう。

さらに、専門的な知識を持った男性看護師に気軽に相談できる体制が整っているクリニックであれば、医師に直接相談する前に不安や疑問を解消でき、安心して治療に進むことができます。ED治療は安心感も非常に大切です。

コツ3|多様な治療法とアフターフォローがあるか

EDの原因や症状は人それぞれ異なるため、治療法も画一的であってはなりません。薬物療法だけでなく、衝撃波治療や陰圧式勃起補助具など、多様な治療法を提供しているクリニックを選ぶことが重要です。さまざまな治療法の中から、自身の状態や希望に合ったものを医師と共に選択できることが、治療の満足度を高める鍵となります。

また、治療後のアフターフォロー体制が整っているかも確認しましょう。定期的な診察や相談窓口の設置など、治療後も患者様の状態をサポートしてくれるクリニックであれば、安心して治療を継続することができます。

安全性と効果を両立したED治療はDクリニックで

Dクリニックでは、患者様のデリケートな悩みに寄り添い、安全性と効果を両立したED治療を提供しています。メンズヘルス専門クリニックとしての豊富な実績と専門性、プライバシーに配慮した相談しやすい環境、そして多様な治療法と充実したアフターフォロー体制が、多くの患者様に選ばれる理由です。

専門の医師が、EDの原因を丁寧に特定し、一人ひとりの状態に合わせた最適な治療法を提案します。国内で承認された信頼性の高いED治療薬の処方はもちろんのこと、衝撃波治療レノーヴァや陰圧式勃起補助具ビガー2020など、科学的根拠に基づいた多様な治療選択肢をご用意しています。また、治療にかかる費用は事前に明確に提示し、オンライン診療にも対応するなど、患者様が安心して治療に臨める環境づくりに努めています。

さらに、DクリニックはED治療だけでなく、男性更年期障害の診療も専門的に行っています。EDの原因が男性ホルモンの低下など、他の男性特有の症状と関連している場合でも、包括的な診断と治療が可能です。EDの悩みだけでなく、男性の健康全般をサポートできる体制が整っていることも、Dクリニックの大きな強みです。安全性と効果を追求し、患者様のQOL向上を真摯にサポートいたします。

参考文献
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
日本性機能学会
厚生労働省