床オナは危険!セックスでイけなくなる?膣内射精障害の恐れと改善方法を徹底解説

このコラムのポイント

  • 日本人男性の約6.35%が床オナしている

  • 床オナは膣内射精障害の発症率が高い

  • 床オナの改善が難しければ専門医に相談しよう!

床オナは意外にも日本人男性の約6.35%が経験している自慰行為です。しかし、この方法は将来的に膣内射精障害やED(勃起不全)を発症するリスクがあることをご存知でしょうか。

この記事では、床オナの問題点や改善法を詳しく解説します。床オナがもたらす潜在的なリスクを理解し、より適切な方法を見つけるための参考にしてください。

床オナは日本人男性の約6.35%が経験している

床オナとは、うつ伏せになって床や布団にペニスを押しつけたり、こすりつけたりする自慰行為です。英語圏では「Traumatic Masturbatory Syndrome(外傷的マスターベーション症候群)」と呼ばれており、ED(勃起不全)や膣内射精が困難になるリスクが懸念されています。

とくに日本人に多い傾向で、個室がない住居だったり、敷布団や畳などで直接床に寝転ぶ機会があることから、日本の住環境や文化的背景が影響しているのではないかと推測されています。

2017年の調査では、日本人男性の約6.35%が「普段やっているマスターベーション」として、「布団や畳、床などにこすりつける」という方法をとっているということがわかりました。

10代での実施率は約11.5%で、若年層に多い傾向があります。主な要因として、幼少期に布団やベッドで快感を覚えることで、無意識に始めてしまうと考えられています。

一度は床オナを試してみたいと思う男性もいるかもしれません。しかし、長期的に見ると、性機能に悪影響を及ぼす可能性が高いため、直ちにやめることをおすすめします。

床オナはダメ?膣内射精障害の発症率が高い

引用:「【要注意!】現役医師が教える絶対にやってはいけない自慰行為ワースト3

床オナは、自分の体重をかけることでペニスに強い圧力がかかります。強い圧力はペニスの海綿体にダメージを与える可能性があり、長期間続けることで感度が低下。普通の性行為で快感を得にくくなることが指摘されています。

また、床オナは刺激が強いため、十分に勃起しきっていない状態でも射精することができてしまいます。それにより、勃起が不十分で腟内に挿入することができなかったり、性行為での射精ができなくなる「膣内射精障害」になるリスクが高まってしまうのです。

(「Survey on Sexuality in Manhood in Japan Using an Internet Questionnaire」を参考に編集部作成)

上記は、20代から50代までの日本人男性440名(各年代110名ずつ)を対象に実施された「膣内射精障害を経験した割合と自慰行為の姿勢」に関するインターネット調査の結果です。

このデータによると、床オナをしている人のほうが、仰向けでオナニーをしている人と比べて膣内射精障害の発症率が顕著に高いことが判明しました。

床オナは医学的にも改善が必要な自慰行為として、治療が推奨されています。

床オナをやめる効果的な方法

クセになってしまった床オナをすぐに克服するのは難しいでしょう。改善するためには、段階的に適切な方法へと移行したり、射精しやすい別の方法を検討する必要があります。

ここでは、床オナをやめる効果的な方法を2つ紹介します。

方法1|ローションやコンドームを使用する

徐々に手を使う方法がうまくいかなければ、ローションやコンドームなどの道具に頼るのも一つの手です。

ローションを使うことで摩擦による違和感が低減されるため、単純に手を使ったオナニーよりも強い快感が得られる可能性があります。また、コンドームと組み合わせて膣内に近い刺激を再現するのも効果的です。

ローションを使用する際は、手にとってから人肌くらいに温め、ペニス全体に包み込むように塗ります。少し強めに刺激しても快感を得ることができるため、デリケートな亀頭部分へのアプローチも可能です。

方法2|”毎日”タイプのED治療薬を服用する

不十分な勃起状態での射精が習慣化している場合、ED治療薬を服用するのも有効です。正常な勃起状態を体験し、適切な感覚を取り戻すことができます。

バイアグラなどのED治療薬は、基本的に性行為のタイミングに合わせて服用します。床オナの改善であれば、毎日服用タイプのED治療薬「エレマックス」がおすすめです。

エレマックスは、医学的に効果が証明されているタダラフィルとトンカットアリを配合し、EDに限らず男性に必要なホルモン力を底上げします。

上記は、エレマックスに含まれているタダラフィルの臨床試験結果です。

タダラフィル2.5 mgを12週間、1日1回服用することにより、勃起機能が改善され、勃起機能が正常化する割合がPlacebo(偽薬)よりも有意に高いことが示されています。この結果は、エレマックスの治療が効果的であることを示唆しています。

ED治療薬による床オナの改善に興味がある方は、ぜひエレマックスの服用を検討してみてください。

エレマックスを
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床オナ脱却!正しいオナニーのポイント

床オナからの脱却にあたり、膣内射精障害やEDの危険性がない正しいオナニーの方法を確認しておきましょう。

推奨される体勢

適切なオナニーの体勢は、身体に負担をかけず、自然な形で性器を刺激することが大切です。体重の圧力を分散することで、ペニスへの過度な圧迫を防ぐことができます。

以下のように、リラックスできる環境で行うのが理想です。

  • あぐら
  • 椅子に座る
  • 仰向け
  • 横寝

なるべく、陰茎と身体の軸を垂直に保つことを意識しましょう。足に力を入れすぎると、「足ピン」という別の不適切な方法になってしまうため、なるべく力を抜くことが大切です。

基本的な手順

正しいオナニーの手順を以下にご紹介します。

まず、リラックスした状態を作り出すことが大切です。お風呂上がりや就寝前の時間に行うと良いでしょう。
手の摩擦によるダメージを防ぐため、市販のローションなどの潤滑剤を適量使用します。これはペニスの皮膚を保護し、快感を増す効果があります。
ペニスを握る際は、あまり強く握らず、自然な握力で行います。強いグリップは、神経の感度を下げる要因となるため避けましょう。
ゆっくりとリズムを変えながら刺激を与え、自分のペースで快感を引き出しましょう。急激な動きは避けます。
射精のタイミングを見計らい、必要に応じて速度や強さを調整します。これにより、過度な刺激を避け、自然な射精感を味わうことが可能です。

低刺激でゆっくりと時間をかけ、実際の性行為に近いペースで動かすのがポイントです。オカズはなるべく現実的なものを選ぶようにしましょう。

床オナの改善が難しければ専門医に相談しよう!

床オナの習慣を変えることが難しい場合、専門家に助けを求めるのが賢明です。

床オナの改善は、泌尿器科などで相談することもできますが、精神的な抵抗がある人も少なくありません。そこでおすすめなのが、男性特有の悩みを専門にしているDクリニックです。

Dクリニックでは、EDやAGAを中心に、男性更年期やメンタルヘルス、男性不妊など、男性にとっての「婦人科」のような役割を目的としています。全国5箇所(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)にクリニックがあり、相談しづらい男性特有の症状に寄り添います。

ED治療に関しては、バイアグラやレビトラなどのED治療薬はもちろん、ペニスに衝撃波を当てることで根本治療を促す「レノーヴァ」や、ポンプ式でペニスを大きくする「ビガー2020」などの斬新な治療にも対応しています。

床オナを原因とした膣内射精障害やEDにお悩みであれば、気軽にご相談ください。

ED治療はこちら

床オナに関するよくある質問

ここでは、床オナに関するよくある質問とその回答を紹介します。

一度でも床オナすると影響がありますか?

一度や二度の経験では大きな影響はありません。興味本位で試してみるくらいであれば問題はありませんが、クセにならないように注意しましょう。

習慣化することで、膣内射精障害やEDが生じやすくなります。

なぜ床オナが習慣化しやすいのですか?

床オナは、適切なオナニーの方法と比べても刺激が強く、快感が記憶されやすいという要因があります。また、手軽に行えることで習慣化しやすい点にも注意が必要です。

ストレス解消の手段として定着しやすいため、知らず知らずにクセづいてしまう人も少なくありません。

まとめ

床オナは、日本人男性の約6.35%が経験している自慰行為ですが、膣内射精障害やEDになるリスクが格段に上がります。

膣内射精障害を発症してしまうと、性行為が満足にできなくなり、簡単に治すことはできません。これにより、カップルや夫婦の関係値に深刻な問題を引き起こしてしまうかもしれません。

床オナの具体的な問題点としては、ペニスへの強烈な圧迫による神経の鈍感化、実際の性交での射精困難、そして通常の刺激では十分な快感を得られなくなることが挙げられます。

これらの問題を避けるためには、途中から手を使った自慰に切り替える、ローションやコンドームを使用して、刺激を膣内に近づけるなどの方法があります。

床オナはすぐに辞める必要がある大変危険な行為です。改善が難しい場合には、ただちに専門医の助けを求めることが推奨されます。Dクリニックでは、床オナによる膣内射精障害やEDの相談も可能です。お悩みの方はぜひ一度カウンセリングにいらしてください。