バイアグラを処方してもらうには?診察の流れと注意点、保険適用や費用について解説 | Dクリニックメンズヘルス【公式】-ED・男性更年期治療・男性の健康専門外来

バイアグラを処方してもらうには?診察の流れと注意点、保険適用や費用について解説

このコラムのポイント

  • バイアグラは医師の診察が必要で泌尿器科やED専門クリニックで処方可能。

  • 基本的に保険適用外で1錠1,000~2,500円程度だが、不妊治療目的では条件付きで保険適用となる。

  • 正しい服用方法は、性行為の約1時間前に服用、1日1回まで、空腹時の服用が最も効果的で、効果は30~60分で現れ4~5時間持続する。

ED治療薬として、最も知名度が高く、多くの使用実績があるのが「バイアグラ」です。しかし、バイアグラの入手方法や正しい使用法、費用などについては、よく知らないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、バイアグラの処方から服用方法、注意点まで、知っておくべき基本情報を詳しく解説していきます。服用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

バイアグラを処方してもらうには泌尿器科やED専門クリニックを受診しよう

バイアグラは、世界で最初に誕生したED治療薬として、高い信頼性がある医薬品です。処方には医師の診察が必要で、泌尿器科やED専門クリニックなどを受診するのが一般的です。最近では内科や心療内科などでも処方が可能な場合もあります。

なお、通常のED治療薬の処方では、詳細な検査は必要ありません。そのため、診察室で問診を受けるだけで処方してもらえます。

Dクリニックは「生涯現役」を目指す男性のために、性機能や男性更年期に生じる不調を総合的に治療するメンズヘルスクリニックです。バイアグラ処方を含むED治療はもちろん、AGA治療や男性更年期障害など、男性特有の悩みに幅広く対応しています。

全国6拠点(札幌・東京・新宿・名古屋・大阪・福岡)に展開しており、主要駅から徒歩5分以内で通院することが可能です。治療費が明確で、予約も取りやすいので、安心して治療を受けられます。

EDの根本原因を把握するために、男性ホルモン検査を受けることも可能ですので、バイアグラ処方を検討している方はぜひご相談ください。

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バイアグラの価格目安は?保険適用は可能?

バイアグラは基本的に保険適用外となります。ただし、2022年4月から、バイアグラは不妊治療を目的とする場合に限り保険適用となりました。適用にはいくつかの条件をすべて満たす必要があるため、EDによる男性不妊にお悩みの方は医師に相談してみてください。

自由診療(保険適用外)の場合のバイアグラの価格目安は、一般的には、25mg錠が1錠あたり1,000円から2,000円程度、50mg錠が1錠あたり1,500円から2,500円程度が目安となります。また、初診料や再診料などの費用は別途必要です。

費用を抑えたい場合は、ジェネリック医薬品の「シルデナフィル錠」を選択する方法もあります。ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分を含んでおり、効果も同等とされています。先発医薬品よりも安価に設定されているため、費用負担を軽減することが可能です。

バイアグラと他のED治療薬の違い

ED治療薬には、「バイアグラ(シルデナフィル)」の他に、「レビトラ(バルデナフィル)」と「シアリス(タダラフィル)」があります。それぞれ効き目が現れるまでの時間、効果の持続期間、硬さなどが異なるため、ご希望やライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

薬剤名 バイアグラ レビトラ シアリス
特徴 世界で最初に誕生したED治療薬として、高い信頼性 即効力があり、勃起の硬さも特に優れている 効果が長時間にわたってゆっくりと持続する
発現時間 30〜60分 15〜30分 30〜60分
持続時間 25mg:4時間ほど 50mg:5時間ほど 10mg:5~6時間 20mg:8~10時間 10mg:20~24時間 20mg:30~36時間
食事の影響 影響を受けやすい 影響を受けにくい 影響を受けにくい
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また、毎日服用タイプのデイリータダラフィル「エレマックス」というお薬もあります。即効性はありませんが、飲み続けることで性行為のタイミングを気にせずに効果を実感できるようになる優れものです。

エレマックスは、Dクリニックが開発したED治療薬です。

低用量タダラフィルとトンカットアリを配合しており、毎日服用することで、自然な勃起をサポートします。性欲低下や勃起力の改善だけでなく、疲労回復や活力アップなど、ベースとなる男性力をアップすることが可能です。

エレマックスを
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バイアグラの正しい服用方法

バイアグラを正しく服用するために、以下の点に注意しましょう。

服用方法1|性行為の約1時間前に服用

バイアグラは、性行為の約1時間前に服用するのが効果的です。効果が出るまでの時間は個人差がありますが、一般的には30分から1時間程度と言われています。

服用方法2|1日1回まで

バイアグラは、1日に1回までしか服用できません。決められた用量を守り、過剰摂取は絶対に避けましょう。過剰摂取は、副作用のリスクを高める可能性があるため控えてください。

服用方法3|空腹時の服用が最も効果的

バイアグラは、空腹時に服用すると最も効果的です。食後に服用すると、効果が現れるまでに時間がかかったり、効果が弱まったりする可能性があります。

バイアグラの服用中のNG行為

(日経メディカル「バイアグラ錠50mg」を参考に編集部作成)

バイアグラの副作用として比較的多いのは、血管拡張(5.78%)と頭痛(3.87%)の症状です。そのため、以下のNG行為は控えるようにしましょう。

NG行為1|過度な飲酒や脂っこい食事

バイアグラは、ED治療薬のなかでも食事の影響を受けやすいです。過度な飲酒はバイアグラの効果を弱めるだけでなく、めまい、頭痛、血圧低下などの副作用のリスクを高める可能性があるため控えましょう。

また、脂っこい食事はバイアグラの吸収を遅らせ、効果が現れるまでに時間がかかることがあるため控えるようにしてください。

NG行為2|自動車の運転や機械操作

バイアグラは、めまい、視覚障害、眠気などの副作用を引き起こす可能性があります。

これらの副作用は、自動車の運転や機械操作に支障をきたす可能性がありますので、服用後は運転や機械操作を避けましょう。

NG行為3|熱いお風呂やサウナ、ジムなど

バイアグラを服用すると、血管が拡張し血圧が下がる場合があります。

熱いお風呂やサウナに入ったり、激しい運動をしたりすると、さらに血圧が下がり、めまい、立ちくらみ、失神などを引き起こす可能性があるため控えてください。

バイアグラはもう古い?勃起不全にお悩みの場合はシアリスがおすすめ

バイアグラは、勃起不全の治療薬として1999年1月に国内承認されてから、長年多くの男性に利用されてきました。しかし、2007年7月にシアリスが登場し、その効果の持続時間の長さや食事の影響を受けにくい点などから、注目を集めています。

バイアグラ シアリス
国内承認時期 1999年1月 2007年7月
ほてり・紅潮の発症率 5.78% 3.5%
頭痛の発症率 3.87% 11.3%
動悸の発症率 0.1-1% 0.2~1%未満
参照元:KECG「医療用医薬品|バイアグラ副作用」「医療用医薬品|シアリス副作用

シアリスは全般的に副作用の発生率が低く、特に顔の火照りや目の充血がバイアグラより少ないとされています。ただし、頭痛の発現率はシアリスの方が高いという特徴があります。

バイアグラは4~6時間の短時間作用型なのに対し、シアリスは24~36時間という長時間の効果が持続し、食事の影響を受けにくいため、より自然な性生活を望む方にはシアリスがおすすめです。

バイアグラを処方してもらう際のよくある質問

ここでは、バイアグラを処方してもらう際のよくある質問とその回答を紹介します。

初診でもバイアグラを処方してもらえますか?

はい、初診でもバイアグラを処方してもらうことは可能です。ただし、医師の診察と判断が必要です。状況によっては、バイアグラではない別のEDの治療薬を提案されることがあるかもしれません。

適切な診察を受けるためにはEDの状態や健康状態などを医師に正確に伝えることが大切です。基本的には問題なく処方してもらえますので、安心して受診してください。

何錠まで処方してもらえますか?

処方される錠数は、医師の判断によって異なります。あなたのEDの状態や健康状態、そしてバイアグラの効果などを考慮して、適切な量を処方します。

一般的には、初回は少量(数錠)処方され、効果や副作用を確認しながら、徐々に量を調整していくことが多いです。

アルコールと一緒に飲んでも大丈夫?

少量のアルコールであれば、バイアグラと一緒に飲んでも問題ありません。

ただし、過度な飲酒はバイアグラの効果を弱めるだけでなく、副作用のリスクを高める可能性があります。バイアグラを服用する際は、適量を守って飲酒するようにしましょう。

まとめ

バイアグラは世界初のED治療薬として高い信頼性を持ち、泌尿器科やED専門クリニックで処方を受けることができます。処方には医師の診察が必要ですが、通常は問診のみで可能です。価格は25mg錠で1錠1,000~2,000円程度、効果は服用後30~60分で現れ、4~5時間持続します。

服用時は1日1回までとし、空腹時の服用が最も効果的です。過度な飲酒や脂っこい食事は避け、服用後の運動や入浴にも注意が必要です。

なお、不妊治療目的の場合は条件付きで保険適用となります。費用を抑えたい場合はジェネリック医薬品も選択肢となり、また個人の状況に応じてレビトラやシアリスなど他のED治療薬を検討することも可能です。

バイアグラの処方に関する疑問は、医師に相談するのが一番です。安心してバイアグラを使用するためにも、疑問や不安があれば解消しておきましょう。まずは医療機関に相談し、医師の指示に従って服用してください。

Dクリニックでは、バイアグラ処方を含むED治療はもちろん、AGA治療や男性更年期障害など、男性特有の悩みに幅広く対応しています。EDの根本原因を把握するために、男性ホルモン検査を受けることも可能ですので、バイアグラ処方を検討している方はぜひご相談ください。