頻尿の治し方を男性向けに解説!今日からできる5つの改善法と効かない時の対処法
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このコラムのポイント
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頻尿の原因は過活動膀胱・前立腺・生活習慣・ストレスなど複数あり、原因によって対処法が異なる
骨盤底筋トレーニング・膀胱訓練・飲み物の見直しなど、生活の中でできるセルフケアで改善が期待できる
セルフケアで改善しない場合は、薬物療法や機器治療など医療的なアプローチを検討することが大切
トイレに行ったばかりなのに、またすぐ尿意を感じる。夜中に何度も目が覚めてしまう。そんな状態が続いているなら、頻尿のサインかもしれません。
頻尿にはいくつかの原因があり、原因のタイプによって効果的な対処法が異なります。生活習慣や筋力の低下が関係していることもあれば、膀胱や前立腺の状態が影響しているケースもあります。
この記事では、今日から実践できるセルフケアから、セルフケアで改善しない場合の対処法まで、男性向けにわかりやすく解説します。
男性の頻尿に多い原因は何か
お悩み男性
編集部
頻尿の原因は一つではありません。男性に多い原因タイプを把握しておくことで、自分に合った対策が取りやすくなります。
過活動膀胱
膀胱が過敏に収縮し、尿が十分にたまる前に強い尿意が起こる状態。原因がはっきりしないことも多い。
前立腺の問題
前立腺肥大などにより尿道が圧迫され、排尿しにくくなる。残尿が増えることで頻尿につながりやすい。
テストステロン(男性ホルモン)の低下
加齢とともに男性ホルモンが減ると、頻尿の一因になる可能性が指摘されています。過活動膀胱診療ガイドライン第3版でも、男性における発症メカニズムの一つとしてテストステロン低下が挙げられています。
生活習慣と骨盤底筋の衰え
水分の摂りすぎ、カフェイン・アルコールの過剰摂取、運動不足による骨盤底筋の低下。
心因性・ストレス性
不安やストレスが自律神経に影響し、膀胱が過敏になる。
参考:Mindsガイドラインライブラリ「過活動膀胱診療ガイドライン第3版」(日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会)
参考:日本内分泌学会「男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群)」
今日からできる頻尿のセルフケア5選
お悩み男性
編集部
まずは日常生活の中で取り組めるセルフケアを紹介します。
継続により改善が期待できますが、効果を判断するには一定期間の継続が必要です。
骨盤底筋トレーニングで膀胱を支える力をつける
骨盤底筋は膀胱や尿道を下から支える筋肉群です。この筋肉が衰えると、尿道の締まりが弱まり頻尿や尿漏れにつながります。特に座り仕事が多い男性は意識的に鍛える機会が少なく、加齢に伴い衰えが出やすい部位です。
基本的なやり方は、仰向けかイスに座った状態で肛門と尿道をゆっくり5〜10秒締め、10秒ゆるめる動作を繰り返すものです。一般的な目安として、1日5セット以上を2〜3ヶ月継続することで効果が期待できるとされています。
ただし、骨盤底筋は体の深部にあるため、自力での収縮が難しいことも知られています。正しく行えているか自信が持てない場合や、続けても改善しない場合は後述の機器治療という方法もあります。
参考:Mindsガイドラインライブラリ「過活動膀胱診療ガイドライン第3版」(日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会)
膀胱訓練で尿意を徐々にコントロールする

膀胱訓練とは、尿意を感じてもすぐにトイレに行かず、少しずつ我慢する時間を延ばしていく訓練です。膀胱が「実際より早く満杯と感知してしまう」過活動膀胱タイプに特に効果的とされています。
- 尿意を感じたら、まず5分だけ我慢することから始める
- 慣れてきたら10分、15分と少しずつ延ばしていく
- 最終的に2〜3時間ごとの排尿リズムを目標にする
- 我慢中は下腹部に軽く力を入れる、深呼吸するなどで尿意を落ち着かせる
無理に長時間我慢する必要はありません。徐々に膀胱に「もう少し溜めてよい」と覚えさせるイメージで取り組むと続けやすくなります。
参考:Mindsガイドラインライブラリ「過活動膀胱診療ガイドライン第3版」(日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会)
カフェイン・アルコールを控えて代わりに何を飲むか
カフェインとアルコールは膀胱を刺激し、尿量を増やす作用があります。コーヒーを日常的に多く飲む習慣がある、夜に飲酒することが多い、という方はまずここから見直してみましょう。代わりにほうじ茶・麦茶・ルイボスティーなどカフェインを含まない飲み物を選ぶと、膀胱への刺激を抑えられます。
水分を極端に控えると尿が濃くなり膀胱への刺激が増すため逆効果です。量よりも「種類」と「タイミング」(就寝2時間前以降は控える)を意識することがポイントです。
下半身の冷えをとって膀胱の過敏を抑える
体が冷えると尿意を感じやすくなると感じる方は少なくありません。特に冬場や冷房の効いた室内で頻尿が悪化する方は、冷えが一因になっている可能性があります。
- 腹巻きやカイロで腰・下腹部を温める
- 就寝1〜2時間前に湯船に浸かり、体を芯から温める
- 冷たい飲み物を控え、温かい飲み物に切り替える
- ふくらはぎのストレッチやマッサージで下半身の血流を促す
自律神経を整えて心因性の頻尿に対処する
緊張する場面や外出前だけトイレが近くなる場合、自律神経の乱れによる心因性頻尿の可能性があります。これは「気のせい」ではなく、ストレスや不安が膀胱の過敏性を高めることで起こる、医学的に説明できる症状です。
就寝前のスマホ・PCを控えて副交感神経を優位にする、腹式呼吸や軽いストレッチで緊張を解放する、「念のため」トイレに行く習慣を意識的に減らすといった積み重ねが、心因性頻尿の改善につながります。睡眠の質を高め、自律神経のリズム全体を整えることも意識してみてください。
編集部
セルフケアで改善しない時に考えること
お悩み男性
編集部
骨盤底筋トレーニングや生活習慣の見直しを続けても改善しない場合、原因に合ったアプローチが選べていない可能性があります。
ここでは、セルフケアの次のステップとして知っておきたい方法を解説します。
薬という手段とその限界
頻尿の治療には、過活動膀胱に使われる抗コリン薬・β3作動薬、前立腺肥大に使われるα1遮断薬など、保険診療で受けられる薬物療法があります。症状のタイプに合えば一定の効果が期待できます。
ただし、薬が主に働きかけるのは「膀胱の過敏な反応を抑える」「尿道の筋肉をゆるめる」といった部分です。骨盤底筋の衰えが原因となっているケースでは、薬では直接アプローチできません。「飲み続けているのに改善しない」「副作用がつらくて続けにくい」という場合は、原因そのものへの別のアプローチを検討する時期かもしれません。
なお、Dクリニックでは頻尿に対する薬の処方は行っていません。薬物療法を希望する場合は泌尿器科の受診が必要です。Dクリニックでは、薬に頼らない機器治療で頻尿の改善を目指します。
参考:Mindsガイドラインライブラリ「過活動膀胱診療ガイドライン第3版」(日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会)
薬に頼らない機器治療:スターフォーマー

骨盤底筋の衰えが主な原因の場合、薬物療法では届きにくいケースがあります。Dクリニック東京では、身体への負担が少なく根本改善を目指せるスターフォーマー治療を提供しています。
お悩み男性
編集部
スターフォーマーは、高強度テスラ磁気刺激(HITS™)によって骨盤底の深層筋や神経に直接働きかける医療機器です。服を着たまま専用チェアに座るだけで施術を受けられ、麻酔は不要で痛みもほとんどありません。週1〜2回×4週間(計8回)が1クールの目安となっており、自力では鍛えにくい深部の骨盤底筋にアプローチできる点が特徴です。
磁気刺激療法は日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会発刊の過活動膀胱診療ガイドライン第3版にも記載のある治療法です。骨盤底筋の衰えや過活動膀胱タイプの頻尿・尿漏れが気になる方に向いています。
参考:Mindsガイドラインライブラリ「過活動膀胱診療ガイドライン第3版」(日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会)
※スターフォーマーは自由診療です。費用:1回13,200円(税込)/8回セット79,200円(税込・1回あたり9,900円)。都度払いにも対応しています。リスク・副作用:ごくまれに治療後の筋肉痛やだるさが生じることがありますが、重篤な副作用の報告はありません。対応院:Dクリニック東京
スターフォーマープロの詳細はこちら
お悩み男性
セルフケアで改善しない頻尿はDクリニックへ相談を
お悩み男性
編集部
Dクリニックは、ED・男性更年期・排尿トラブルなど男性特有の悩みを総合的に診るメンズヘルス専門クリニックです。経験豊富な専門医が症状の背景にある原因を丁寧に診断し、一人ひとりに最適な治療をご提案します。
院内は完全予約制・個室対応でプライバシーに配慮した環境が整っています。全国6拠点(札幌・東京・新宿・名古屋・大阪・福岡)に展開しており、いずれも主要駅から徒歩圏内でアクセスできます。受診前に不安がある場合は、男性看護師への無料電話相談も可能です(※福岡院は男性看護師不在)。
※スターフォーマーによる機器治療はDクリニック東京での提供となります。なお、Dクリニックでは頻尿に対する薬の処方は行っておらず、スターフォーマーによる機器治療が中心です。他院では頻尿のご相談が可能です。
セルフケアを試したが改善しない、薬を飲んでいるが効果を感じにくい、という方はぜひ一度ご相談ください。
編集部
頻尿の治し方に関するよくある質問
お悩み男性
編集部
ここでは、頻尿の治し方に関するよくある質問と回答を紹介します。
Q. 頻尿は1日何回から?
日本泌尿器科学会では、一般的に1日8回以上の排尿を頻尿としています。また、夜間頻尿診療ガイドラインでは、就寝後に1回以上排尿のために起きる状態を夜間頻尿と定義しています。回数だけでなく、「急に強い尿意が来て我慢できない」「日常生活に支障がある」といった場合は、受診の目安と考えてよいでしょう。
Q. 頻尿のセルフケアはどのくらいで効果が出る?
骨盤底筋トレーニングや膀胱訓練は、継続により改善が期待できますが、効果を判断するには一定期間の継続が必要です。カフェイン・アルコールの制限や冷え対策は比較的早く変化を感じる方もいます。まず1〜2ヶ月継続してみることが大切です。
Q. 頻尿と男性更年期は関係がある?
関係があるケースがあります。過活動膀胱診療ガイドライン第3版では、男性の過活動膀胱の発症メカニズムの一つとしてテストステロン低下が挙げられています。疲れやすさ・気力の低下・性欲の減退などほかの男性更年期の症状が重なる場合は、男性更年期の観点からも診察を受けることで、より適切な治療につながることがあります。
参考:Mindsガイドラインライブラリ「過活動膀胱診療ガイドライン第3版」(日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会)
参考:日本内分泌学会「男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群)」
Q. 頻尿は何科に行けばいい?
基本的には泌尿器科が窓口となります。「デリケートな悩みを話しやすい環境で相談したい」という場合は、男性専門クリニックという方法もあります。Dクリニックでは受診前に男性看護師への無料電話相談が可能で、デリケートな悩みも安心して相談できます。
まとめ
頻尿の治し方は、原因のタイプによって効果的なアプローチが異なります。まずは骨盤底筋トレーニング・膀胱訓練・飲み物の見直し・冷え対策・自律神経のケアといったセルフケアから取り組み、改善しない場合は薬物療法や機器治療という方法を検討することが、遠回りをしない近道です。
Dクリニック東京では、薬に頼らず骨盤底筋へ直接アプローチするスターフォーマー治療を提供しています。なお、Dクリニックでは頻尿に対する薬の処方は行っていないため、薬以外の方法で改善を目指したい方に適した治療環境です。「年齢のせい」と諦める前に、自分の症状に合ったアプローチを選んでみてください。







