EDと食事の関係〜EDを引き起こす食事とED改善におすすめの食材〜
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このコラムのポイント
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EDと食事には密接な関係があり、高脂肪・高塩分の食習慣はEDリスクを高める
亜鉛やアルギニンを含む食材は勃起機能をサポートし、EDの改善に役立つ
症状が進行している場合はDクリニックの治療薬や衝撃波治療と併用するのが最適
EDというと、年を取ってから発症するイメージがありますが、実際のところは若い世代の20第、働きざかりの30代、40代で症状が表れる方も少なくありません。年齢とは無関係に起こるEDの原因は「食生活にも関係がある」といわれています。今回はEDと食事の関係、その克服法について詳しく説明します。
EDを引き起こす食事とは
EDとはセックスの際に勃起しない、勃起の持続力がない状態のことです。毎日の食生活が理由でEDを引き起こすことがあるため、まずはEDの原因になる注意すべき食生活についてみていきましょう。
カロリーの高い食事
カロリーの高い食事ばかりを続けていると、肥満・高血圧・糖尿病・動脈硬化を引き起こす可能性があります。これらの症状はEDの原因にもなり得るのです。特に、肉類・揚げ物・カップ麺・スナック菓子などをよく食べる方は注意してください。男性の1日における食事の摂取エネルギー基準は下記の通りです。
年齢 | 摂取カロリー |
---|---|
30代〜40代 | 2,250kal~3,050kal |
50代〜60代 | 2,050kal~2,750kal |
この基準を意識しながら食事内容を見直すようにしましょう。また、食生活の改善だけでなく、消費カロリーを増やすために適度な運動を行うことも重要です。
塩分のとりすぎ
塩分のとりすぎは、高血圧・腎機能障害・心疾患などの病気を引き起こす原因になります。特に高血圧は動脈硬化を引き起こす、EDにつながる可能性の高い病気です。
普段から濃い味付けをしている方や、麺類のスープを飲み干す方は、塩分過多になる可能性が高いため、薄味を心がけたり麺類のスープは残したりするなどの工夫をしましょう。
また、典型的な和食は塩分が多いことで知られています。味噌汁・漬物・いくらやたらこなどの塩蔵魚卵・塩鮭などの塩蔵魚の食べ過ぎには注意してください。なお、ファーストフードやインスタント食品、惣菜や外食なども味付けが濃いためできるだけ控えましょう。
脂肪分のとりすぎ
脂肪分の高い食事は肥満の原因になります。肥満はEDを引き起こすきっかけとなるため、高脂肪の食生活をしている方は見直すようにしましょう。
男性は肉や揚げ物中心の食生活になりがちですが、EDだけでなく前立腺がんになる危険性も高めてしまうため、野菜を積極的に取り入れるようにしてください。生クリーム・バター・チーズなどの乳製品やマヨネーズなども高脂肪なので注意が必要です。
食生活の改善だけでは難しい場合には?副作用のない衝撃波ED治療「レノーヴァ」
食事内容の見直しは勃起力改善の基本として重要ですが、症状が進行している場合や食生活の改善だけでは十分な効果が得られないケースもあります。そのような方におすすめなのが、Dクリニックで提供している最新のED治療「レノーヴァ」です。 レノーヴァは低出力の衝撃波を用いて陰茎の血管新生を促進する治療法で、従来のED治療薬と異なり副作用がほとんどなく、根本的な改善を目指せるのが特徴です。
レノーヴァの
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EDに効く食べ物
「最近勃ちにくい・・・」と感じたときに、精力剤ドリンクを使用する方は多いでしょう。同様に、精力剤と同じ成分が含まれた勃起にいい食べ物を取り入れることは、ED対策として効果が期待できます。
ED改善のために特におすすめしたい7つの成分と食材についてご紹介しますので、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。
亜鉛|牡蠣・ごまなど
EDになる原因はさまざまですが、主なものは以下になります。
- •ED解消
- •薄毛の改善
- •エイジングケア
- •精子の産生促進
代表的な亜鉛を含む食材は「牡蠣」です。レモンやほうれん草と一緒に食べることで、ビタミンCが亜鉛の吸収率を高めてくれます。反対に、ひじきや昆布などの海藻類は亜鉛を排出してしまうため、一緒に食べるのは避けましょう。
亜鉛を含む主な食材は下記の通りです。
- •牡蠣、煮干し、するめ、カニなどの魚介類
- •ビーフジャーキー、豚レバーなどの肉類
- •アーモンド
- •パルメザンチーズ
- •抹茶
- •卵黄
- •ごま
アルギニン|まぐろ・アーモンドなど
アルギニンは血行や免疫力に影響する欠かせない成分です。アルギニンには下記のような効果があります。
- •牡蠣、煮干し、するめ、カニなどの魚介類
- •ビーフジャーキー、豚レバーなどの肉類
- •アーモンド
- •パルメザンチーズ
- •抹茶
- •卵黄
- •ごま など
アルギニンは豚のゼラチンに多く含まれているため、効率よく摂取するなら「豚の角煮」がおすすめです。また、小腹が減ったときにはアーモンドを食べるのもおすすめで、1日20〜25粒ほどが適量となります。
アルギニンが含まれる主な食材は下記の通りです。
- •豚のゼラチン
- •アーモンド
- •牛豚のひき肉
- •しらす、えび、まぐろ、かつお、うなぎなどの魚介類
- •落花生
- •ごま
- •湯葉
- •高野豆腐 など
ビタミンE|アボカド・いわしなど
ビタミンEは男性更年期障害の改善にも効果が期待できるため、積極的に取り入れましょう。ビタミンEの効果には下記のようなものがあります。
- •更年期障害改善
- •生殖機能改善
- •血行促進
ビタミンEは脂溶性のため、水に溶けにくく油に溶けやすい性質があります。そのため、炒め物や揚げ物などの油を使う料理にするのがおすすめです。
特にビタミンEが豊富に含まれているのはアボカドで、アボカドオイルにはオリーブオイルの約2.5倍のビタミンEが含まれています。また、うなぎはビタミンEだけでなくアルギニンも豊富に含まれており、ビタミンA、ビタミンB群、DHA、EPAなどの成分も豊富なため、精力アップにはもってこいの食材です。ビタミンEを含む食材には下記のようなものがあります。
- •アボカド
- •あゆ
- •いわし
- •うなぎ
- •モロヘイヤ
- •アーモンド
- •ひまわり油、菜種油などの油脂類 など
シトルリン|きゅうり・スイカなど
シトルリンには、ED改善の他にも疲労回復・筋肉増強・健康増進などの効果が期待できます。シトルリンの主な効果は下記の通りです。
- •血流改善
- •勃起力の回復
- •冷え性の改善
シトルリンはスイカに多く含まれていますが、スイカはお腹を冷やしてしまうため食べ過ぎに注意しましょう。また、スイカと同じウリ科の植物であるゴーヤやきゅうりにもシトルリンは豊富に含まれています。
ゴーヤチャンプルーは卵に含まれるアルギニンやビタミンE、亜鉛やセレンも摂取できるためおすすめの食べ方です。シトルリンを含む食材には以下のようなものがあります。
- •スイカ
- •メロン
- •冬瓜
- •きゅうり
- •へちま
- •ゴーヤ など
アリシン|ニンニク・ニラなど
アリシンはニンニクの匂いの元でもあります。アリシンの主な効果には以下のようなものがあります。
- •血流改善
- •疲労回復
- •食欲増進
- •がん予防
ニンニクを刻んだり潰したりすると、非タンパク性の含硫アミノ酸「アリイン」が変化して「アリシン」になります。ニンニクを生で大量に食べると腹痛や貧血の原因になるため、生の場合は1日1片、加熱する場合は1日2〜3片にとどめましょう。また、アリシンは油に強い性質を持つため、チャーハンや野菜炒めに入れるのがおすすめです。
勃起力を上げるには「レバニラ」がよいでしょう。レバーにはタンパク質と亜鉛、ニラにはアリシンが含まれており、有効成分を効率よく摂取できます。アリシンを含む食材には以下のようなものがあります。
- •ニンニク
- •ニラ
- •長ねぎ
- •玉ねぎ
- •ラッキョウ など
タウリン|タコ・イカなど
タウリンといえば栄養ドリンクが思い浮かびますが、血流改善の他、肝機能改善効果も期待できるため、飲酒時に摂取しておきたい成分です。タウリンの効果には以下のようなものがあります。
- •血流改善
- •肥満解消
- •疲労回復
- •肝機能改善
タウリンは魚介類に豊富に含まれており、特にサンマは血管拡張作用があるセレンという成分も含んでいるため、勃起力アップにつながります。タウリンを含む食材には以下のようなものがあります。
- •サンマ
- •カツオ
- •タコ
- •イカ
- •カキ
- •ホタテ など
ムチン|うなぎ・どじょうなど
ムチンはうなぎやどじょうに多く含まれており、疲労回復効果が期待できます。ED改善にとっても大切な成分で、粘膜に作用するためドライアイの方にもおすすめです。ムチンの効果には以下のようなものがあります。
- •疲労回復
- •ドライアイ予防
- •胃腸保護
- •免疫力アップ
ムチンを摂取するためには、うなぎ・どじょうなどの食材を取り入れましょう。ムチンは水溶性で熱に弱い性質があるため、汁ごと食べられるレシピで食べるのがおすすめです。ムチンを含む食材には以下のようなものがあります。
- •うなぎ
- •どじょう
- •ツバメの巣 など
自力でできるEDの治し方〜食生活のポイント〜
ED改善のためには、さまざまな栄養を摂取することが重要です。他にも食生活で気を付けたい2つのポイントをお伝えします。
アルコールはほどほどに
アルコールは適度であればリラックス効果が働き、勃起しやすい状態を作ることができます。
しかし、お酒を飲みすぎると性的興奮を感じにくくなったり、性的興奮が陰茎まで届きにくくなったりするため注意が必要です。性行為の前にはアルコールをほどほどにとどめておきましょう。
サプリメントで栄養を補うのもあり
ED改善のために摂取したい栄養素についてお伝えしましたが、毎日の食事で全ての栄養素を取り入れるのは困難です。そんな場合は、足りない栄養素をサプリメントで補うとよいでしょう。
サプリメントであれば手軽に栄養素を摂取できるため、日々忙しく過ごしている男性にもおすすめです。
勃起力を改善する治療とは
食生活を見直すことは重要ですが年齢を重ねると食生活だけでは難しいこともあります。20代であれば生活習慣の見直しだけでもEDの改善が見込まれるかもしれませんが、30代〜40代を過ぎたら生活習慣の改善と合わせてED治療も検討してみるとよいでしょう。
ED治療薬による治療
最もメジャーなED治療として、ED治療薬の服用があります。バイアグラという名前を聞いたことのある方も多いと思いますが、バイアグラは世界で初めて開発されたED治療薬です。
他にも、レビトラ、シアリスなどのED治療薬も普及しています。ED治療薬にはそれぞれ持続時間や硬さなどの特徴が異なるため、自分にあったものを選ぶとよいでしょう。
ただし、これらの薬には副作用があり、患者様のお身体の状態によっては服用いただけないケースもあります。安心してED治療薬を服用するためにも、個人輸入の通販サイトなどで購入せず、必ず医師に相談してから服用するようにしましょう。
ED治療の
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レノーヴァによる衝撃波治療
EDの原因に直接アプローチする治療を受けたい方には、レノーヴァによる治療がおすすめです。レノーヴァは衝撃波を男性器に照射する治療で、陰茎の血管を新生します。陰茎の血管は加齢により衰えていきますが、新しい血管ができることで血流が増え、勃起しやすくなるのです。
また、レノーヴァは副作用がほとんどないため、ED治療薬を服用できない方にも適した治療といえます。一時的な治療ではなく長期的な改善効果が欲しい方は、レノーヴァによる治療を検討してみるとよいでしょう。

レノーヴァの
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食生活の改善&ED治療であの頃の勃起力を取り戻そう!
EDと食生活には密接な関係があります。そのため、日々の食生活を見直すことはEDの予防や改善にとって大変重要です。しかし、食生活の見直しだけではED改善につながらないケースも出てきます。
そのような場合は、食生活の見直しに加えて医療の力を借りるとよいでしょう。DクリニックにはED(勃起不全・勃起障害)診療がありますので、最近勃たないことが多い、勃起力を維持させたいとお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
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