ED・バイアグラを相談するなら病院の何科?症状から治療法まで治療方法と費用を徹底解説!
-
このコラムのポイント
-
EDの相談は泌尿器科が基本。DクリニックならEDも含めた包括的な診断・治療が可能。
治療法は3種類!生活改善、バイアグラなどの薬物療法、レノーヴァなどの機器治療。
治療費は保険適用外。バイアグラなど薬剤は1錠1,000〜3,000円
「ED」は気づいてもなかなか人に相談しにくい病気ですが、早期治療をすればスムーズに改善が期待できる症状です。治療を先送りにするほど、治療期間が延びてしまうことが想定されるので、できるだけ早めに受診することがよいでしょう。
とはいえ、実際に治療を受けようとした際に、医療機関の何科へ行けばいいのか迷う方は多いのではないでしょうか・・?また、医療機関ではどのような治療を行うのか、費用の面も気になりますね。
今回は病院での「ED診療」について、徹底解説します。
1. EDの症状を感じたらどの科を受診すべき?
勃起不全(ED)とは「Erectile Dysfunction」の略で、十分な勃起が得られない、または持続できず満足な性交が困難な状態を指します。EDの原因は多様で、加齢やストレスによる心因性のものだけでなく、生活習慣病などが原因の器質性EDもあります。実際のところ、症状だけでは原因を特定できないケースが多く、どの診療科を選ぶべきか迷ってしまいがちです。 EDの相談は基本的に泌尿器科が適しています。ただし、必ずしも泌尿器科に限らず、当院(Dクリニックなど)ED診療に対応している内科やメンズクリニックでも診察を受けられます。
Dクリニックで予約する
2. ED(勃起不全)の治療について
EDの治療にはどんなものがあるのでしょうか。また、病院での治療以外に自分でできる対策方法はあるのでしょうか。
2-1. EDを生活習慣を見直す
EDといえば男性器に問題があると考えがちですが、実はそうではなく、生活習慣病と同じく「血管」の問題です。
糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病になると、動脈硬化が起こり、血液が流れにくくなります。こうした血流悪化の症状が陰茎に現れるのがEDです。
EDは、脳や心臓の動脈硬化で起こる脳梗塞や心筋梗塞と同様、ペニスの動脈が硬化することで起こります。そのため、EDも生活習慣病と同じようにライフスタイルの見直しによって改善を目指せます。
偏った食生活や運動不足は血行不良を引き起こし、EDの原因になる可能性を高めてしまうので、バランスの取れた食事を心がけ、運動習慣を身につけましょう!
2-2. ED治療薬で治療
![]() シアリス |
![]() バイアグラ |
![]() レビトラ |
|
---|---|---|---|
特長 | 効果が長時間にわたってゆっくりと持続 | 世界で最初に誕生したED治療薬として、高い信頼性 | 即効力があり、勃起の硬さも特に優れている |
有効成分 | タダラフィル | シルデナフィルクエン酸塩 | 塩酸バルデナフィル水和物 |
用量 | 5mg・10mg・20mg | 25mg・50mg(100mgは国内未承認) | 5mg・10mg・20mg |
作用時間 | 10mg:20~24時間 20mg:30~36時間 |
25mg:4時間ほど 50mg:5時間ほど |
10mg:5~6時間 20mg:8~10時間 |
服用方法 | 性行為1時間前 | 性行為1時間前 | 性行為1時間前 |
食事の影響 | 食前2時間前推奨 食事の影響は最も受けにくい |
食前30分前推奨 食事と併用すると効果減 |
700kcal以下の食事であれば 影響を受けにくい |
”EDの承認薬”として厚生労働省の認可が下りている薬は「バイアグラ」「シアリス」「レビトラ」の3種です(2018年6月現在)。
「バイアグラ」はもっとも早く開発されたED治療薬で、25mg錠と50mg錠があります。特許が切れていることから、ジェネリック医薬品が存在しています。「バイアグラ」は食事の影響を受けやすい面もありますが、世界的に知名度が高く、よく治療に使われています。
2番目に発売されたのが「レビトラ」です。体内への吸収が早いため即効性がある上に、作用時間も長く、また、食事の影響を受けやすいというバイアグラの弱点も改善されているのが特徴です。錠剤は5mg錠・10mg錠・20mg錠の3種類です。
3つの中で最後に登場した「シアリス」は、なんと最大36時間の効果持続が期待できるとされています。5mg錠・10mg錠・20mg錠があります。
ED治療薬はそれぞれ成分が異なり、体質や持病によって処方できない場合があります。それぞれ使用には医師の処方箋が必要になります。きちんと診察を受け、自分にもっとも合ったものを処方してもらいましょう。
2-2-1.バイアグラの副作用
バイアグラの副作用としては「めまい」「顔のほてり」「頭痛」などが報告されています。
バイアグラをはじめとするED治療薬は「PDE5阻害薬」といわれ、「PDE5(ホスホジエステラーゼ5)」という酵素の働きを阻害することでEDを改善していくものです。
勃起は、男性器に性的刺激を与えることによって「環状グアノシン一リン酸」が陰茎海綿体を弛緩させ、海綿体に血液が流れ込むことで起こります。その環状グアノシン一リン酸がPDE5により分解されると勃起状態は収まります。勃起状態を解除する「PDE5」が過剰に作用してしまうと環状グアノシン一リン酸が働かず、勃起しなくなります。これがEDです。
バイアグラの有効成分「シルデナフィル」は、PDE5の働きを抑制する作用があります。そのため、バイアグラを服用すると環状グアノシン一リン酸が本来の働きを取り戻し、陰茎海綿体に血液が流れ込むので、勃起するようになるのです。
つまり、バイアグラには血流を改善する働きがあるので、全身に影響を与えるということになります。そのため、顔のほてりや頭痛、めまいといった副作用が現れることがあるというわけです。

即効性を求めるならバイアグラですが、より穏やかな効果を日常的に得たい方には、低用量タダラフィルとトンカットアリを配合したDクリニックのオリジナル治療薬「エレマックス」がおすすめです。毎日服用することで血管の若返りも期待でき、男性力の底上げに貢献します。
エレマックスの
詳細を見る
2-3. ED治療薬剤以外の治療方法
ED治療薬は心疾患や脳疾患などの持病がある方は服用できないケースがあります。
その場合は治療器具の使用がおすすめです。真空式の勃起補助器具「VCD式カンキ」は器具を局部に装着して真空状態を作り、血流を呼び込んで勃起させ、根元にゴムバンドをはめることで勃起状態を持続させます。薬を使わないため副作用のリスクが少なく複数回使用できるというメリットもあります。
ただし、ゴムバンドの使用は30分以内とされているため、勃起状態を長時間持続させることはできません。都度機器を使用して人為的に勃起状態を起こす必要があります。
3.EDを根本治療!治療機器を比較
項目 | レノーヴァ | ED1000 | ED-MAX |
---|---|---|---|
製造元 | イスラエル・ダイレックス社 | イスラエル | スイス・STORZ MEDICAL社 |
世代 | 最新世代 | ED-MAXより4世代前 | 最新世代 |
衝撃波集束 | 線状照射(リニア) 一度に広範囲 |
点状照射 スポットの照射 |
高性能照射 1秒間に4発の照射が可能 ピンポイント照射が可能 |
治療スケジュール | 週1回×4週=4回 | 週2回×3週=6回 3週間休止 週2回×3週=6回 計12回 |
週1回×6週=6回 |
患者満足度 | 86.7% | 70%程度が症状改善 60%程度が挿入可能 (持病あり:50%が改善、20%が挿入可能) |
不明 |
臨床実績 | 世界70カ国以上 10万人以上の治療実績 |
日本の大学での臨床試験データあり | 不明 |
効果持続性 | 長期効果が期待できる | 不明 | 1年以上の効果持続が期待できる |
論文・エビデンス | 順天堂大学医学部附属浦安病院 泌尿器科 教授の辻村晃先生による 論文あり |
日本の大学での臨床試験データあり | 不明 |
一時的なED対策ではなく、EDを根本から解決するには機器の使用がおすすめです。
3-1. ED1000
「ED1000」というED治療機器を使った低衝撃波治療法があるのをご存知ですか?器質性EDのひとつである「血管性ED」を血管の新生を促進させて完治を目指します。低出力の衝撃波で、しかも皮膚内に器具などを挿入しない非侵襲性のため、痛みの少ない勃起不全の治療が可能です。
患部に低強度衝撃波を与えると、細胞内外で反応が起こり、新血管を産生する細胞増殖因子が放出されます。それによって増殖性細胞核が産生され、新生血管が形成されます。血管が増えることで血流が増加し、ED改善につながります。
3-2. ED MAX
あまり聞き慣れない機械名と思いますが、「ED MAX」は「ED1000」と同様、低出力衝撃波治療の装置です。
もともとは泌尿器科で腎臓結石や尿管結石の治療をするために開発されました。硬いものに当たるとエネルギーを発揮して粉々に砕くという衝撃波の特性を活かして、身体の外側から衝撃波を与えて結石を破壊します。
この衝撃波の出力を弱めることで、壊すのではなく、ターゲットとなる臓器の組織を活性化させる方法が低出力衝撃波治療です。陰茎内の既存の血管から新たな血管を分岐させること(新生血管)でEDの改善を目指します。強い痛みやダウンタイム、合併症などもほとんどないとされています。(※痛みの感じ方は、個人差があります)
3-3. レノーヴァ(RENOVA)
「レノーヴァ(RENOVA)」は、ED1000・ED MAXと同様に衝撃波を利用し、血管を増やすことでED改善を目指します。しかし、1回の処置の衝撃波回数が多いため、短期間での効果が期待できます。
1回あたりの治療時間(約20分間)で比べると、「ED1000」の衝撃波回数は1500発であるのに対し、「レノーヴァ」は3600発と大きな違いがあります。
また「ED1000」は衝撃波を「点」で照射するのに対し、「レノーヴァ」は「リニア(線状)」で照射するため、広範囲の照射が可能になり、陰茎海綿体のほぼ全域の治療が適うと考えられています。
「ED1000」での治療の場合、3週間で6回治療した後に3週間の休止期間をおいて、また残り6回の治療を3週間で行うため、約2ヶ月間で計12回の治療が必要です。
「ED MAX」は、1週間に2回→1週間休み→1週間に2回→1週間休み→1週間に2回と、約1カ月間で計6回の治療を要します。
一方「レノーヴァ(RENOVA)」では4回の治療(約1ヶ月間)で治療が完了します。格段に進歩した装置で、これまで以上に効率的な治療が行えます。
レノーヴァ(RENOVA)について詳しく知る
4.ED診療施設やクリニックの選び方
ED診療施設選びで重要なのは、専門性の高さと通院のしやすさです。Dクリニックでは全国6院(札幌・東京・新宿・名古屋・大阪・福岡)で最新のED治療を提供しています。 各院のホームページでは診療内容や治療費用を明確に表示。また事前に男性看護師による無料電話相談も実施しているため、来院前に不安を解消できます。
Dクリニックは土日診療にも対応し、プライバシーに配慮した完全予約制。バイアグラなどの処方薬から、レノーヴァなどの機器治療まで幅広い選択肢をご用意。患者様の症状や希望に合わせた最適な治療プランをご提案します。患者満足度86.7%の実績が、治療効果の高さを物語っています。
予約・詳細を見る
5.ED治療にかかる費用相場は?
ED治療の費用は治療方法によって大きく異なります。主な治療法と費用相場を比較してみましょう。治療方法 | 特徴 | 費用目安 | 治療スケジュール | メリット・デメリット |
---|---|---|---|---|
ED治療薬 (バイアグラ等) |
性行為前に服用 一時的な効果 |
1錠 1,500円~2,000円 ※ジェネリック薬はより安価 |
必要な時のみ服用 | ○手軽に使用可能 ○即効性あり ×根本解決ではない ×副作用の可能性あり |
レノーヴァ治療 (衝撃波治療) |
血管新生を促進 根本的改善を目指す |
1クール(4回)約330,000円 (Dクリニック参考価格) |
週1回×4週間 | ○4回で完了 ○長期効果が期待できる ○86.7%の高い満足度 ×初期費用が高い |
ED1000 (衝撃波治療) |
旧世代の衝撃波治療 | レノーヴァより高額 | 週2回×3週間 +3週間休止 +週2回×3週間 計12回 |
○効果が期待できる ×治療期間が長い ×挿入可能な硬さまで 回復は60%程度 |
予約・詳細を見る
ED治療を受ける病院に迷ったら、男性の悩み専門の医師が診察するDクリニック東京にまずは相談してみましょう。 性生活についての考え方は人それぞれです。「あなたがどのような形を理想とするか」それに合った治療が選択できるように医師がサポートします。
5-1. ED治療は自由診療(保険適用外)です
ED診療は健康保険が適用されない自由診療です。そのため、病院ごとに診察料や薬の価格設定が異なります。同じバイアグラでも医療機関によって金額が変わることがあるため、事前に費用を確認することが大切です。 また、日本では保険診療と自由診療の混合診療は禁止されています。そのため、通常なら保険が適用される診察料や検査料も、ED治療の場合はすべて自己負担となります。医療機関選びの際は総費用(初診料+薬代+検査料など)を比較して検討しましょう。5-2. 通販サイトでのED薬購入はリスクが高い
費用を抑えるために通販サイトからED治療薬を購入することは大変危険です。これらは医師の処方なく販売される非正規品であり、以下のようなリスクがあります。- 偽造薬の可能性
- 成分や含有量が不明確
- 重篤な健康被害の危険性
- 他の薬との相互作用による危険性
予約・詳細を見る
EDを自力で治すのは難しい…ED治療が必要な男性が急増中!

ED治療を望む男性は急増しているといわれています。20代なら生活習慣の見直しでもED改善を期待できますが、年を重ねるごとに自力でのED治療は難しくなっていきます。
病院へ行こうと思ったら、まずはかかりつけの内科や泌尿器科に行きましょう。病院によっては投薬治療だけでなく、治療機器を使った治療も受けられます。Dクリニック東京は、治療効率を高め、短期間でのED改善を望める「レノーヴァ(RENOVA)」を導入した治療を提供しています。
ED治療を受ける病院に迷ったら、男性の悩み専門の医師が診察するDクリニック東京にまずは相談してみましょう。 性生活についての考え方は人それぞれです。「あなたがどのような形を理想とするか」それに合った治療が選択できるように医師がサポートします。