頻尿の薬にはどんな種類がある?副作用や効かない場合の対処法も解説 | Dクリニックメンズヘルス【公式】-ED・男性更年期治療・男性の健康専門外来

薄毛・AGA治療 | 発毛治療の総合クリニックならDクリニック

男性更年期・ED治療でお悩みの方はメンズヘルス外来へ

頻尿の薬にはどんな種類がある?副作用や効かない場合の対処法も解説

このコラムのポイント

  • 頻尿の処方薬には抗コリン薬・β3作動薬・α1受容体遮断薬の3種類があり、症状に合わせて使い分けられる。

  • 抗コリン薬は副作用が出やすく、長期服用と認知機能低下との関連も示唆されているため注意が必要。

  • 薬で改善しない場合は機器治療という選択肢があり、Dクリニックでは症状の原因に合わせた治療を提案している。

「最近トイレが近くなった」「処方された薬を飲んでいるが思うように改善しない」「副作用が心配で飲み続けるのをためらっている」。頻尿の薬について調べるとき、こうした疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、頻尿に使われる薬の種類と働き、気になる副作用、薬が効かない場合の対処法まで順を追って解説します。

頻尿の薬の種類と効果

お悩み男性

頻尿で処方される薬って何種類かあるみたいですけど、どう違うんですか?

編集部

処方薬は大きく3種類で、膀胱の収縮を抑えるタイプ・膀胱をゆるめるタイプ・前立腺の圧迫を緩和するタイプに分かれます。原因によって使い分けられるので、まず自分の症状に合う薬がどれなのかを把握することが大事です。

頻尿の薬には大きく分けて処方薬と市販薬があり、それぞれ働きや向いている症状のタイプが異なります。

まず処方薬の3種類の特徴を確認し、続いて市販の漢方薬について解説します。

処方薬の3つのタイプと、それぞれの働き

頻尿の処方薬は、大きく「抗コリン薬」「β3作動薬」「α1受容体遮断薬」の3種類に分けられます。それぞれ働きかける仕組みが異なるため、症状や原因のタイプによって使い分けられます。

抗コリン薬

膀胱が過剰に収縮するのを抑える薬です。過活動膀胱による急な尿意や頻尿、尿もれに使われることが多く、頻尿治療の中心的な薬の一つです。ただし後述するように副作用が出やすく、高齢の方には特に注意が必要です。

β3作動薬

膀胱の筋肉をゆるめて尿をためやすくする薬です。抗コリン薬と同じく過活動膀胱に使われますが、抗コリン薬に比べて口の渇きや便秘などの副作用が出にくいとされており、近年は処方される機会が増えています。

α1受容体遮断薬

前立腺や尿道の筋肉をゆるめて尿の通りをよくする薬です。前立腺肥大による頻尿や残尿感、尿の勢いの低下がある場合に使われます。

薬の種類 主な働き 向いている症状タイプ
抗コリン薬 膀胱の過剰な収縮を抑える 過活動膀胱・急な尿意・尿もれ
β3作動薬 膀胱の筋肉をゆるめ尿をためやすくする 過活動膀胱(副作用が気になる方にも)
α1受容体遮断薬 前立腺・尿道の筋肉をゆるめる 前立腺肥大による頻尿・残尿感

※参考:日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会 「過活動膀胱診療ガイドライン第3版

市販の漢方薬はどんな人に向いているか

市販で手に入る漢方薬として、「八味地黄丸(はちみじおうがん)」や「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」が知られています。どちらも腎の働きを補う処方で、加齢にともなう頻尿・夜間頻尿・残尿感がある方に向いているとされます。

処方薬との大きな違いは、即効性よりも体全体のバランスを整えながらゆっくり改善を目指す点です。ただし漢方薬にも副作用や体質との相性があり、合わない場合もあります。また、膀胱炎や前立腺肥大など特定の病気が原因の場合は効きにくいこともあります。

症状の原因が明確でない場合や、まず試しやすい方法を探している場合の一つですが、症状が続く場合は医療機関への受診が先決です。

編集部

漢方薬は「まず何か試したい」という方には手軽ですが、原因不明のまま飲み続けるのはおすすめしません。改善しない場合は、原因を特定するために受診を優先してください。

頻尿の薬の副作用と注意点

お悩み男性

抗コリン薬を出されてるんですけど、口が乾くし便秘もひどくて。飲み続けて大丈夫なんですか?

編集部

口渇や便秘は抗コリン薬の代表的な副作用です。つらい場合は自己判断でやめずに、主治医に相談して薬の種類を変更してもらうのが正解です。β3作動薬に切り替えると副作用が軽くなるケースもあります。

頻尿の薬は症状の改善が期待できる一方、副作用が生じることがあります。

特に抗コリン薬は注意すべき点が多く、長期服用に関しては近年新たな研究結果も報告されています。

抗コリン薬で起きやすい副作用の種類

抗コリン薬の代表的な副作用には、以下のものがあります。

  • 口の渇き
  • 便秘
  • 排尿困難(尿が出にくくなる)
  • 視界のぼやけ・目の乾燥

これらは薬が膀胱だけでなく、唾液腺・腸・目など全身のコリン神経にも働きかけることで起こります。特に前立腺肥大がある方は、排尿困難が悪化するリスクがあるため、処方前に医師に伝えることが大切です。

また、睡眠薬や抗アレルギー薬など抗コリン作用を持つ薬を他にも飲んでいる場合、副作用が重なって強く出ることがあります。

副作用がつらくて自己判断で服用をやめてしまうと、症状が再燃することもあります。気になる副作用がある場合は、勝手にやめずに主治医に相談して、薬の変更や調整を検討しましょう。

長期服用と認知機能への影響

抗コリン薬の長期服用と認知機能の低下との関連が示唆されています。

国内では大阪大学のLIFE研究が、海外ではコクランレビューをはじめ複数の研究が、抗コリン薬の長期使用と記憶・認知機能の低下との関連を示唆しています。ただし現時点では因果関係が断定されているわけではなく、エビデンスには限界もあります。

過活動膀胱診療ガイドラインでも、高齢者に対する抗コリン薬とβ3作動薬の使い分けが検討されており、認知機能への影響が懸念される場合には抗コリン薬の使用に注意が必要とされています。

高齢の方や長期服用が見込まれる場合は、薬の種類について主治医に相談してみることをおすすめします。

参考:CareNet 「抗コリン薬長期使用と認知機能
参考:Cochrane 「抗コリン作用のある薬と記憶・思考の問題

お悩み男性

認知機能に影響するかもしれないって、正直怖いですね。父親がずっと飲んでるんですが。

編集部

不安であれば、次回の受診時に主治医へ相談してみてください。β3作動薬への切り替えや、薬以外のアプローチも含めて検討してもらえるはずです。自己判断でやめるのだけは避けてくださいね。

頻尿の薬が効かないときはどうする?

お悩み男性

半年くらい薬を飲んでるんですけど、前より効かなくなってきた気がします。薬を変えてもらえばいいんですかね?

編集部

薬を変えるのも一つの手ですが、そもそも薬が届かない原因がある可能性もあります。骨盤底筋の衰えや骨盤周辺の血流低下は、薬だけでは対応しきれないケースが多いです。

薬を飲み続けているのに改善しない、あるいは以前より効き目が薄れたと感じる場合、薬のアプローチが原因に届いていない可能性があります。

ここでは薬が効きにくい理由と、病院で行われる薬以外の治療法について解説します。

薬が原因に届かないケースがある

頻尿の薬の多くは「膀胱の過敏な反応を抑える」ことを主な目的としています。そのため、骨盤底筋の衰えや骨盤周辺の血流低下が一因となっている場合には、薬だけでは十分に対応しきれないことがあります。

特に中高年の男性では、過活動膀胱・前立腺肥大・骨盤底筋の低下が重なることがあり、一種類の薬では対応しきれないケースもあります。

「飲み続けているのに改善しない」「以前より効き目が薄くなった」と感じる場合は、原因そのものを見直す時期に来ているといえます。

病院で薬以外に行われる治療法

薬だけではなく、行動療法や骨盤底筋トレーニングの指導、膀胱訓練など、非薬物療法も有効な方法として知られています。

重症例では、ボトックス膀胱注入療法や仙骨神経刺激療法といった治療が行われることもあります。これらは過活動膀胱診療ガイドラインにも記載されている治療ですが、体への負担や入院が必要になる場合もあり、心理的・身体的なハードルを感じる方も多いのが実情です。

  • 行動療法(排尿日誌の記録・飲水管理など)
  • 骨盤底筋トレーニング指導
  • 膀胱訓練
  • ボトックス膀胱注入療法(重症例)
  • 仙骨神経刺激療法(重症例)

体への負担が少なく、外来で継続しやすい方法を求めている方も多く、近年は機器を使った治療が注目されています。

薬に頼らず根本改善を目指せる、Dクリニックの頻尿改善治療

お悩み男性

副作用が気になって薬をやめてしまったんですが、他に何かできることはありますか?

編集部

Dクリニックでは骨盤底筋を磁気で鍛える「スターフォーマー」という機器治療を提供しています。薬を使わず、外来で1回20分で受けられます。

Dクリニックでは頻尿に対する薬の処方は行っていませんが、薬物療法では改善しにくかった頻尿に対して、体を傷つけない機器治療を提供しています。薬による治療を希望される方は、泌尿器科での受診をおすすめします。

スターフォーマー治療

スターフォーマー

高強度テスラ磁気刺激(HITS™)によって、骨盤底の深層筋と神経に直接働きかける治療です。服を着たまま専用の椅子に座るだけで施術を受けられ、自力では鍛えにくい骨盤底の深部にアプローチできる点が特徴です。1回約20分で、痛みはほぼありません。

過活動膀胱・尿もれ・夜間頻尿・骨盤底筋の機能低下が気になる方に向いています。自力でのトレーニングでは届きにくい深部の筋肉や神経にまでアプローチでき、排尿トラブルの改善にとどまらず、EDや腰痛など幅広い悩みにも効果が期待されています。

治療スケジュール:週1〜2回×4週間(計8回)が1クールの目安です。

費用:1回13,200円(税込)、8回セット79,200円(税込・1回あたり9,900円)。都度払いにも対応しています。

※スターフォーマーは自由診療です。リスク・副作用:ごくまれに治療後の筋肉痛やだるさが生じることがありますが、重篤な副作用の報告はありません。対応院:Dクリニック東京

スターフォーマー 8回セット79,200円(税込)

スターフォーマー治療について詳しく見る

重度の症状がある方については、順天堂大学医学部附属病院への紹介も行っています。

外来で受けられる負担の少ない治療

スターフォーマー治療は麻酔や切開は一切不要です。施術は1回約20分で、終了後はそのまま帰宅できます。薬のように毎日飲み続ける必要がないため、副作用を気にして薬をやめてしまった経験がある方にも検討しやすい治療です。

頻尿の悩みを男性スタッフに相談できる環境がある

Dクリニックでは、男性医師が診療を担当しています。また、来院前には男性看護師への電話相談も可能です。頻尿や排尿トラブルは人に打ち明けにくい悩みですが、男性特有の悩みを扱う外来のため、症状について相談しやすい環境が整えられています。

編集部

「薬の副作用がつらくてやめた」「飲んでも効かなくなった」という方がスターフォーマーに切り替えるケースは増えています。まずは原因を診てもらうだけでも価値がありますよ。

まとめ

頻尿の薬には処方薬3種類(抗コリン薬・β3作動薬・α1受容体遮断薬)と市販の漢方薬があり、原因のタイプによって向き不向きがあります。抗コリン薬は副作用が出やすく、明らかな認知機能障害がある高齢者への長期服用には特に注意が必要なため、気になる場合は主治医への相談が大切です。

薬で改善しない場合は、骨盤底筋の衰えなど薬が届きにくい原因へのアプローチが必要で、スターフォーマーのような機器治療という手段があります。頻尿は「年齢のせい」と諦めずに、原因に合った治療を選ぶことで改善できる症状です。なお、Dクリニックでは頻尿に対する薬の処方は行っておらず、機器治療によるアプローチを提供しています。薬だけで解決しなかった方は、一度Dクリニックにご相談ください。