いったいどんな人がLOH症候群になりやすいのか?
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このコラムのポイント
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LOH症候群の主な要因は、睡眠不足、過度のアルコール摂取、精神的ストレス、そして筋肉量の減少であり、これらはすべてテストステロンの分泌低下につながる。
不規則な生活を強いられる職業(マスコミ関係者、夜勤スタッフ、海外出張の多いビジネスマンなど)の人々はLOH症候群になりやすい傾向がある。
職業に関わらず、お酒好きな人、運動量が急激に減った元アスリート、極度の精神的ストレスを抱える企業役職者なども、LOH症候群のリスクが高い可能性がある。
男性の更年期障害であるLOH症候群。いったいどんな人にかかりやすいのか?その前に、まずはこの病気のおもな要因について整理してみます。LOH症候群のおもな要因としては、4つ挙げられます。ひとつは「睡眠不足」です。男性ホルモンではあるテストステロンは夜寝ているときに作られるため、睡眠をとらないと分泌量が減少しまいます。研究結果においても2日以上の徹夜が続くと、身体から分泌されなくなり、その後、睡眠を十分にとっても、なかなか回復されないことが明らかになっています。
ふたつめは、「アルコール」です。アルコールはテストステロンを低下させるため、「飲みすぎ」は禁物です。
3つめは「精神的なストレス」。これもテストステロンの分泌の低下を招く要因です。最後は「筋肉量の減少」です。筋肉と男性ホルモンとは密接な関係にあり、筋肉がつくとテストステロンの分泌が上がり、逆に筋肉が減ると、テストステロンが下がるため、LOH症候群になりやすいというわけです。

これらの要因からLOH症候群がなりやすい人はイメージがつくと思いますが 、まずは不規則な生活を強いられる職業の人たちです。たとえば、新聞記者・雑誌編集者などのマスコミ関係者、夜勤スタッフ、システムエンジニア、タクシーやトラック運転手・・・。また海外出張の多いビジネスマンなども、昼夜が逆転して、思うように睡眠時間がとれずに、なりやすい傾向にあります。また、職業に関係なくお酒が好きな人や、急に運動をしなくなったような元アスリート選手などもLOH症候群には多いですね。「極度な精神的ストレス」を抱えているような大手企業の役職などに就いている人や、ご家族などの大切な方を亡くされた人なども、患者さんにはいらっしゃいます。
個人差があり、必ずしもあてはまることではありませんが、気になる方はお早めに検査を受けてみてください。
