「男性にも更年期障害があることを知っていますか?」|特別インタビューPart1 | Dクリニックメンズヘルス【公式】-ED・男性更年期治療・男性の健康専門外来

薄毛・AGA治療 | 発毛治療の総合クリニックならDクリニック

男性更年期・ED治療でお悩みの方はメンズヘルス外来へ

「男性にも更年期障害があることを知っていますか?」|特別インタビューPart1

このコラムのポイント

  • 男性更年期障害の患者数は約600万人と推定されるが、多くは未診断・未治療

  • 症状は身体的(ほてり、多汗、筋力低下など)、精神的(うつ、集中力低下など)、性機能的(性欲低下、ED)の3つに大別される

  • 生活習慣の乱れやストレスも発症要因となるため、早期発見・早期治療が重要

最終更新日:2026年9月18日

「更年期障害」と聞くと女性特有の症状を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は男性にも更年期障害があり、Dクリニックの調査では20〜60代男性の68%に何らかの疑いがみられ、症状が重い人は軽い人に比べて仕事の生産性が約24ポイントも低いという結果が出ています。本記事では、なぜ男性更年期が見過ごされやすいのか、仕事のパフォーマンスにどう影響するのかを、Dクリニックの武田匡弘さんへのインタビューと最新の調査データをもとに解説します。

  • 男性更年期の疑いがある人は68%。しかし「理解している」と答えた人はわずか12%(Dクリニック調べ・2025年10月)
  • 症状が重度の人は軽度の人に比べ、労働生産性が約24ポイント低下(同調査)
  • 2025年6月「骨太の方針2025」に男性更年期対策が初めて明記され、国としても課題視され始めている
参考:テストステロンとは?男性の体と心への作用、減るサイン、増やす方法

男性にも訪れる”更年期障害”とは

編集部アイコン

編集部

女性だけじゃなくて、男性でも更年期障害になることがあるんですね。
武田さんアイコン

武田さん

そうなんです。男性の更年期障害は、歳をとるにつれて男性ホルモンの主成分、テストステロンが減ることで、いろんな症状が出てくる状態のことを言います。
編集部アイコン

編集部

テストステロンですか。あまりピンとこないですね。
武田さんアイコン

武田さん

女性は閉経の前後5年、45歳〜55歳に更年期障害になるといわれていますが、男性の場合は20歳ぐらいをピークにテストステロンがだんだん減ってきて、40代を過ぎたあたりから症状が目立ってくることが多いんです。
更年期症状・障害に関する意識調査の年代別データ

2022年の厚労省のデータによると、20歳から39歳の男性の過半数が男性更年期について「知らない」と回答しています。この認知の低さは、Dクリニックが2025年10月に実施した調査でも裏付けられました。

12% 男性更年期を「理解している」と回答した人の割合 Dクリニック調べ(2025年10月/男性120名)
68% セルフチェックで男性更年期の疑いがあった人の割合 Dクリニック調べ(2025年10月/AMSスコアによる)
武田さんアイコン

武田さん

ただ、テストステロンが減るのは年をとれば自然なことなので、全ての男性に症状が出るわけじゃないですし、症状の有無や重症度も人それぞれです。

より基礎的な仕組みや原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
参考:男性更年期障害とは何歳から?原因や症状、おすすめの治療法を徹底解説

女性の更年期障害との違い

男性更年期は、女性の更年期と似ているようで異なる点がいくつかあります。まずは主な違いを表で整理してみましょう。

項目女性の更年期障害男性の更年期障害
関わるホルモンエストロゲンテストステロン
好発時期閉経前後5年間(45〜55歳頃)20代をピークに緩やかに減少し、40代以降に自覚しやすい
減少のしかた閉経前後で急激に減少加齢とともに緩やかに減少
発症の有無ほぼ全ての女性が経験症状の有無・重症度は個人差が大きい
認知度比較的広く知られている「理解している」と答えた人はわずか12%
男女のテストステロン・エストロゲン量の加齢変化を示すグラフ

引用:男女共同参画局「平成30年版男女共同参画白書」より。女性と比較すると緩やかだが、年齢を重ねていくにしたがってテストステロンが下がっていく。

動画で解説:男女の更年期障害の違い

Dクリニック公式YouTubeチャンネルより

実態データ|疑いがある人は68%

編集部アイコン

編集部

男性更年期障害の発症率は最近増えていると伺ったのですが、日本での正確な実態はよくわからないんですよね。
武田さんアイコン

武田さん

Dクリニックが2025年10月に男性120名を対象に、国際的に使われているAMSスコア(男性更年期の自己診断チェックシート)で調査したところ、68%に男性更年期の疑いがあるという結果が出ました。内訳は重症18%、中等度22%、軽度28%です。そのほとんどは、診断も治療もされていないのが実情です。
18% 重症 Dクリニック調べ(2025年10月)
22% 中等度 Dクリニック調べ(2025年10月)
28% 軽度 Dクリニック調べ(2025年10月)

動画で解説:不足するとEDに!?男性更年期障害

【医師が解説】不足するとEDに!?男性更年期障害を治療しているDクリニック新宿 院長 小山太郎先生が解説

編集部アイコン

編集部

受診する人は増えてきているんでしょうか?
武田さんアイコン

武田さん

そうですね。症状を訴える方が年々増加しており、深刻な社会問題とされているほどなんです。
更年期障害の可能性があると考えている人の年代別割合

引用:厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」より。更年期障害の可能性があると考えている人の割合は、40歳代男性で8.2%、50歳代男性で14.3%であった。

武田さんアイコン

武田さん

まだまだ世の中に浸透しているとは言えませんが、社会的認知度の向上に従って、患者の顕在化が進んでいる可能性があります。結婚や子育て、転勤や仕事での役職の変化などのライフイベントも多いですよね。環境が変わるストレスが要因の1つとなって、症状が出てくることも多いんです。太りすぎや生活習慣の乱れも、男性ホルモンが減る原因になります。

男性更年期障害における3つの症状

編集部アイコン

編集部

男性の更年期障害って、具体的にどんな症状が出るんですか?
武田さんアイコン

武田さん

男性の更年期障害の症状は大きく分けると、身体の症状、精神的な症状、性機能の症状の3つに分けられます。

身体の症状

編集部アイコン

編集部

身体の症状にはどんなのがあるんですか?
武田さんアイコン

武田さん

ほてりや多汗症状、めまい、太りやすくなる、睡眠の質の低下、骨が弱くなるなどが挙げられます。他にも筋力の低下や疲労感、体の凝りや関節痛もあります。筋肉や骨が弱くなることは、将来的にサルコペニアや骨粗鬆症になるリスクにもつながります。

精神の症状

編集部アイコン

編集部

精神的な症状にはどんなものがありますか?
武田さんアイコン

武田さん

テストステロンは脳の神経伝達物質にも影響を与えるので、うつ症状、やる気の低下、集中力の低下などがあります。イライラしたり怒りっぽくなったり、仕事の能力が下がることも少なくないですね。

性機能の症状

編集部アイコン

編集部

性機能の低下症状とはどういったものがあるんでしょうか。
武田さんアイコン

武田さん

男性更年期障害の中で一番多い症状の一つが性欲の低下と勃起不全(ED)です。他にも夜間頻尿の増加などもおこります。これらの症状は、男性ホルモンの低下だけでなく、加齢に伴う血管の変化や神経の機能低下、ストレスなども関与しているんです。性機能の問題は、男性としてのアイデンティティや自信にもつながる大切な問題ととらえる方もいます。性生活の不和からパートナーとの関係が悪化し、それがさらにストレスとなって症状が悪化する、といった負のスパイラルに陥るケースも少なくありません。

仕事のパフォーマンスへの影響

男性更年期は「なんとなく調子が悪い」だけでは済まされない場合があります。Dクリニックの調査では、症状の重さと仕事のパフォーマンスとの間に、はっきりとした関係が見えてきました。

約24ポイント 症状が重度の人は、軽度の人より労働生産性スコアが低い Dクリニック調べ(2025年10月/WHO-HPQスコアによる)

2025年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2025(骨太の方針2025)」では、初めて男性更年期への対策が明記されました。個人の体調の問題にとどまらず、社会・企業の課題としても注目が高まっています。

Dクリニック新宿 院長 鈴木雄一郎医師

監修医コメント

テストステロンは筋肉や骨の維持だけでなく、脳の認知機能や気分の調節にも深く関わっています。減少すると疲労感や筋力低下、意欲低下、集中力・記憶力の低下が生じ、これらが複合的に現れることで仕事のパフォーマンスが大きく低下してしまいます。当院ではAMSスコアによる症状評価と血液検査を組み合わせ、身体・精神・性的側面から総合的に診断を行っています。不調を感じたら年齢のせいと諦めず、お気軽にご相談ください。

編集部アイコン

編集部

やる気をなくしたように見えたり、集中できなくなったりと、仕事への影響は深刻そうですね。
武田さんアイコン

武田さん

そうですね。やる気や集中力が下がることで仕事へのモチベーションが下がったり、新しいことへの興味も薄れて、マンネリを感じるようになることもあります。物事に没頭できなくなったり、ミスが増えたりすることで自覚される方が多いです。

見過ごされがちな理由|老化やうつ病との違い

編集部アイコン

編集部

急にやる気をなくしたように見えると、単なる老化やうつ病だと思われてしまいそうです。
武田さんアイコン

武田さん

ええ。男性更年期障害は、ただの老化やちょっと具合が悪いだけと見過ごされることが多いんです。やる気がなくなるだけじゃなくて、ちょっとしたことで怒り出したり、攻撃的になったりして、家族とのトラブルになることもあります。本人が気づきにくい症状も多いので、診察を受けに来る患者さんの中には「男性更年期じゃないの?」って奥さんが連れてくることもあります。うつ病だと思って受診したら、加えて更年期障害の各症状が隠れていたということも多いですね。
編集部アイコン

編集部

旦那さんやお父さんが急に変わっちゃったと感じたら、更年期障害かもしれないと考えてあげるといいのかもしれませんね。

動画で解説:不足するとEDに!?男性更年期障害

【医師が解説】不足するとEDに!?男性更年期障害を治療しているDクリニック新宿 院長 小山太郎先生が解説

症状をより詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。
参考:男性更年期障害の検査は病院の何科に行けばいい?症状から治療法まで徹底解説

男性ホルモン検査という選択肢

本人が気づきにくい症状も多いからこそ、まずは客観的な数値で自分の状態を把握することが第一歩になります。Dクリニックでは、問診とテストステロン値の測定による男性ホルモン検査を実施しています。

更年期服薬メニューの詳細はこちら

自由診療について:男性ホルモン検査およびホルモン補充療法などの治療は自由診療であり、公的医療保険は適用されません。

効果・リスクについて:治療効果には個人差があります。ホルモン補充療法には、多血症や前立腺への影響など代表的な副作用が知られており、治療を検討する際は医師による診察・説明を受けたうえで判断してください。

料金について:上記は2026年9月時点の税込価格です。価格は改定される場合があるため、最新の金額は公式料金ページでご確認ください。

Dクリニックが選ばれる理由

  • 男性性機能障害診療ガイドライン作成委員長による監修体制順天堂大学医学部附属浦安病院 教授・辻村晃医師が監修に携わり、外科的治療が必要な場合は同院への送患体制も整えています。
  • AMSスコア+血液検査による総合的な診断身体・精神・性的側面から症状を評価し、思い込みではなく客観的な数値に基づいて治療方針を検討します。
  • 院内処方で診察当日に薬を受け取れる検査から治療開始までをワンストップで完結できます。
  • 完全個室・男性医師/男性看護師が対応デリケートな相談も周囲の目を気にせず行えます。
  • 都度払い・料金はすべて公開医療ローンや無理な勧誘はなく、費用に納得したうえで治療を進められます。

全国6院のご案内

Dクリニックは全国6院、いずれも主要駅から徒歩5分圏内にあります。事前相談は「メンズヘルスに関する相談」とお伝えいただくとスムーズです。

よくある質問

Q. 男性更年期障害とは何ですか?

A. 加齢に伴い男性ホルモン(テストステロン)が減少することで、身体・精神・性機能に様々な症状が現れる状態です。LOH症候群とも呼ばれます。

Q. 何歳くらいから症状が出やすいですか?

A. テストステロンは20代をピークに緩やかに減少し、40代を過ぎたあたりから症状を自覚する方が増える傾向にあります。

Q. 女性の更年期障害と何が違いますか?

A. 女性は閉経前後に急激にホルモンが減少しますが、男性は緩やかに減少し、症状の有無や重さの個人差が大きい点が異なります。

Q. 放っておくとどうなりますか?

A. やる気や集中力の低下が仕事のパフォーマンス低下につながったり、家族関係の悪化につながるケースがあります。Dクリニックの調査では重症の人は軽症の人より労働生産性が約24ポイント低いという結果が出ています。

Q. うつ病との違いはありますか?

A. 症状が似ているため見分けにくいことがあります。うつ病だと思って受診した結果、男性更年期の症状が背景にあったというケースもあるため、専門的な診察が重要です。

Q. どんな検査をしますか?

A. AMSスコアによる問診と血液検査でテストステロン値を測定します。より精密な検査として体組成や骨密度などを含むプレミアム検査もあります。

Q. 何科を受診すればいいですか?

A. 男性更年期・メンズヘルスを専門に扱うクリニックの受診をおすすめします。Dクリニックでは男性医師・男性看護師が対応します。

まとめ

編集部アイコン

編集部

原因のわからない不調が増えてきたと感じたら、恥ずかしがらずに専門のお医者さんに相談することが大切ですね。
武田さんアイコン

武田さん

ええ。男性更年期は誰にでも起こり得る変化です。症状を感じたら、一人で抱え込まずに、まずは信頼できるお医者さんに相談することをおすすめします。本日はありがとうございました。

男性更年期は、認知度が低いために見過ごされやすい一方で、仕事のパフォーマンスや家族関係にまで影響しうる身近な健康課題です。「なんとなく調子が悪い」を放置せず、まずは検査で自分の状態を客観的に把握することから始めてみてください。次回は、男性更年期における予防と治療法について詳しく解説します。
次の記事:男性更年期障害を予防するには?治療法について|特別インタビューPart2

Dクリニック診察予約バナー